高く跳ぶ青年

すっかり橋本大輝ファンになってしまって、InstagramもTwitterもフオローしている。普段、他人のSNSに反応することはあまりないのだけど(というか、いい歳して恥ずかしいと普段の私なら思う)、橋本大輝くんは別だ。あの屈託のない笑顔を見るのが、ほんと楽しみだ。

大輝くんの弾け方はほんとすごい。オリンピックという大舞台で緊張どころか、愛とパワーに満ち溢れていた。
弾けた若者は、無敵だ。この間のテレビ番組でも、ダウンタウンの浜田さんに「会いたいアーティストがいるんで、どうか会わせてください」なんて言うし、「フォロワーが増えたのでSNSでスポーツの価値を高めるための発信をしていきたい」と、誹謗中傷もはね除けて、アスリートの社会貢献を声高らかに宣言する。その行動言動には嫌味がないし、神々しいくらいだ。

本当に体操が好きなんだなあ。体操が好きで一生懸命やってきて、負けたときの悔しさも、勝ったときの喜びも充分味わってきたから、国籍関係なく純粋にスポーツに打ち込む人たちと繋がり、それによって得られる喜びを世界中に分け与えられるんだ。

大輝くんの身体は、いかにも体操で鍛え上げてきたという感じだけれど、瞳や表情にはいろんな物事を受け入れる透明感があった。SNSの文章を読んでいても感受性豊かで、小さなことを気にしてしまうところもあるけど、細やかに人の気持ちを配慮することもできる。
いろんな人に支えられて、いろんな人から愛をもらって、充分な土台ができたから、ここぞというときに高く跳べたんだ。

私が20歳の頃、充分な土台はなかった。跳ぼうとすると、大人達が「やめなさい、怪我するから」と、私の足を引っ張った。
高く跳ばなければ、落ちる痛みもわからないし、跳び越えた達成感も幸福感も知ることができない。温存した気持ちは時間が経つとネガティブに変わっていく。

「やめなさい、怪我するから」この声は、愛の声ではない。再び傷つきたくないために、冒険心を殺そうとしているんだ。

呪いの声を掻き消して、目を見開き、耳を澄まし、「魅了するもの」を感じてみる。
恐れがあらわになり、ブロックが外れて、新しい光が降りてくる。

扉が開く。私も飛ばなきゃ。


TOMOMI SATO
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