昭和の教育

東京オリンピックで若い世代が勝ち進んでいることについて、堀江貴文さんがtwitterで面白いことを呟いていた。

———–なんか私たちの世代のアスリートは世界に一歩及ばない感じがしてたけど今の若い世代は全然そんなことない理由を考えてたんだけど、我々世代は指導者による体罰当たり前、セクハラパワハラなんでもござれで真夏に水を飲ませてもらえなかったの思い出した。それを乗り越えた根性で勝てるとか言ってたの太平洋戦争の竹槍で勝てる説と同じだな。そりゃ勝てんわ。
俺も小学生六年間やらされてた柔道が嫌いだったのも指導者(地元の警察官)が、練習中に欠伸をしたり喋っただけでボコボコにされて、砂利の上で足に竹刀を挟まれて一時間座れとかいう謎の拷問をさせられたりしたからだからなぁ。

思い当たることはある。
私も小学校低学年の頃、福岡に住んでいたのだけど、毎年8月9日は学校召集日になっていて、児童全員が体育館に集められ、原爆を投下された長崎の写真を見せられた。
顔の焼けただれた女学生とか、積み上げられた黒焦げ死体の写真が脳裏にいつまでも遺ってしまって、夜眠れない日が続いた。「世の中にはこんな恐ろしいことがあるのだ」と、何もかもが怖くなった。

今だったら、これは立派な児童虐待だ。
この教育のせいで精神的な傷を負った人はどれくらいいるだろう。だけど昭和はこのような教育をよしとして、子供を鍛えるようなところがあった。

昭和40〜50年代の日本は、第二次世界大戦敗戦の傷を引きずっていた。大人たちが受けた傷の痛みを子供たちに伝えようとしたのは、そうすることで自らの傷を癒そうとしていたのかもしれない。


TOMOMI SATO
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