フリーセックスについて思うこと。

  • 2022年8月18日
  • 2022年8月18日
  • 人生,

欧米諸国ではよく友達同士でセックスしたり複数で関係持つことがあるようだけど、どのようなアイデンティティを持っているんだろうと思う。

私にとって「性」はアイデンティティを大部分を占めている。レイプなど女性が被害になる事件を見ると震撼してしまうし、不倫や離婚などのニュースにも共感的だ。肌感覚も敏感で、セックスすると相手を深く感じるので、複数恋愛関係を持つと、蜂の巣のようになってしまうだろうなと思う。
だからちょっと気が合っただけでセックス、なんてことは、私には不可能だし、今までもそういう人とは縁がなかった。

多分、即セックスやフリーセックスができる人は、セックスを「欲望の解消」または「刺激」と捉えているのだと思う。




肌感度は心の感度とリンクしていて、相手の感情や心の状態がわかるようになると、セックスでも感じるようになるらしい。
私が若い頃よりも、今の方がセックスを楽しめると思うのは、受容力が上がったからだと思う。乳首を吸われたら、20歳の頃よりも数倍感じるし、だから自分のペースでどんどん来る人、優しくない人はお断りなのだ。

肉体的にピークだった20代の頃は、人を惹きつけるためにお洒落や学歴や能力で外見を飾ることに熱心だった。それが愛される条件だと思っていた。実際体験する時は、そんなものは不要だったが。セックスは心と体がつながる刺激的な体験で、ぱっと燃えては散る花火のようだった。しかしまだ自分自身と深く繋がっていなかった私は、次にどこへ向かうかわからない心の不安定さがあった。

40代は最も性欲が盛り上がった時代だ。子供もできて家もあり、安定した生活を得て「母」として社会的に認められた。仕事のキャリアを制限して家に尽くしていたが、夫も仕事で忙しく、セックスは不満だらけだった。しかし周囲から「妻なのに」「母親なのに」と批判さえるのが嫌で、それを口にすることはできなかった。妻や母であること大変さを語り合うコミュニティは、自分の汚物を見せつけられるようで、心から嫌悪の対象だった。

当時の振り返ってみると、私って傲慢だったなと思う。「犠牲を払っているから愛されて当然」という思い上がりがあった。「家庭の要」という自負心は、どれだけ周りにプレッシャーを与えていたのだろう。「母だから」「妻だから」という理由で自分の欲望を拒絶していたことは、私だけでなく周囲の欲望さえ拒絶していたように思う。




日本の社会には「欲望を受け入れる=周りを傷つける」という概念が根底にないだろうか。超集団社会の日本は、子育ても地域ぐるみで行うし、人生のイベントも家族親戚との調和が必要になるため、社会的なルールに縛られやすい。「妻として」「母として」の義務に生きてしまうと、女としての欲望や幸せを感じにくくなるし、女が幸せでないと実際、男も幸せになれないのだ。

50代になって、私が少しそういったしがらみから自由になれたのは、私に影響力のあった人たちが弱くなったり、いなくなったからだと思う。誰と一緒にいようと、死は必ず訪れる。そして、その時は「一人」なのだ。
どうせ一人なのだから、私にとっての幸せが何か、何をして、どんな最後を迎えたいのか、選び取りたい。突き詰めて考えると、今どのように生きるべきか、私に必要なものとそうでないものが明確になる。私の人生に重要でない人の意見には振り回されなくなった。




今の視点で、若い人の間で行われているフリーセックスを見つめてみると、やっぱりなあと思う。
現代ではインターネットで簡単に人とつながることができる。自分の軸を持っていなければ、気分で動くのは簡単だ。自分という引き出しが多ければ多いほど、断片的につながることはできる。でも、「深くつながる」のは難しい。
なぜなら、それには自己洞察、自己理解、自己受容が必要だから。
そういうことが苦手な人は、深い繋がりを諦めて、刺激を求め、フリーセックスに走るのかなと思う。

私はやっぱり自分の思いや、感情を共有できる人と深く繋がりたい。私の良いところも悪いところも、相手の良いところも悪いところも、丸ごと受容できることが、究極の満足だと思うから。
これは人生を長く生きた人でないとわからない感覚だろうか。

少なくとも今、私はこれで良い、という自信がある。


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