火山の噴火口を見つめる。

今まで「性」について多くのことを書いてきたので、私を「そういうことが好きな人」と見る人もいるらしいが、本当のところ苦手だ。でも「性」を知らないと自分と繋がれないような気がして、火山の噴火口に飛び込むつもり見つめてきた。

そう、私にとって、性とはまさに、火山の噴火口だ。噴き出したらとても熱く全てを溶かすほどの威力を持つもの。だから遊びでは使えなかったし、うやむやなことにもできなかった。
結局、性を蔑ろにしたり見て見ないふりをするから、犯罪が起きたり病気になったりいろんなトラブルが起きているのだと思う。

人間に秘められた恐ろしいものになんとか折り合いをつけるために、スピリチュアルとか宗教とか心理学などがあるのだけど、あれはほんと、みんなでやるものでもないなあと思う。だって「性」のあり方、活かし方は一人一人違うから。自己啓発などのコミュニティでさえ、シェアリングで一定のラインを超えると、危険視される。
コミュニティとは基本の考えを学ぶ場所だ。それを人生に応用していくのは個々の創造性だ。

結局、性=自分だと思う。だから使い捨てのセックス は虚しいし、全精力をかけてやった仕事が否定されると傷つく。
男性のコミュニティで話題にされる筋肉量や知識量の多さとか、女性のコミュニティで話題にされるウエストの細さや恋愛経験の数などは、自分を見つけるとっかかりだ。持っているものを武器に欲望を燃焼していくことは人生に活気を与える。

しかし性に忠実に生きて自分を深く知っていくと、自分の価値基準が社会的許容範囲から外れてしまう時が来る。そんな時、人間がいかに複雑で奥深く、法律とかルールというものがいかに形骸的なものかを思い知る。社会や性と無駄に戦ったり振り回されるより、ありのままに受け入れ有意義に使いたいと思うのが進化だと私は思っている。

ちなみに、このようなことを10〜20代の人が理解できないのは普通のことだ。自分の持っているもの、才能、美貌、知識、体力….なんでもいいが、それらを駆使して夢を叶えることに全力投球してほしい。そういった経験を経て、内在する火山の噴火口が本当は何を求めているかを知る日が来るだろう。

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言葉とアートで人生をブレイクスルーするフリーランス画家 佐藤智美

いろいろなものの影響を受けて
合理的に変わっていく生活の節々で、太古から引き継がれてきた私たちの感情が
、社会の波動を受けて揺れた瞬間を切り取って書いています。

生まれては死んでいく運命を持った
人間である限り、変わらないであろう幸せのヒントがそこにあると思うからです。


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