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壁を打ち破る。

最近は執筆の仕事以外やっていない。他のアルバイトで電話とか事務とかもやったけど、本末転倒になってしまう。
会社で働けるのもあと7年くらい。年金生活になったら、資金のいる展覧会などできない。では今できることは何か。

勤め人は会社に時間を奪われる。その時間を、もっと大事なことに使いたい。やはり自分の武器を磨かないと。絵で稼がないとな。
材料費や展示費がいるから、やっぱりお金が必要になる。営業するのに必要なのは広告費。いくら使うか。利益か損失か。判断に慎重だ。

そもそも私は他人に利益になれているのだろうか。スキルは持っている。多分、足らないのはマインドだろう。自分や他人を信じられるか。
「どうせ私なんか」というのは弱さだ。否定されることへの恐れ。乗り越えなくてはならないトラウマ。
まず、本当の気持ちに寄り添う。自分の心に寄り添って仕事をしているか。誠意を込めて作っているか。それができていたら、どこに出そうと恥ずかしくないはず。

お金がない、という言い訳は、生きることから逃げている証拠だ。私はもう何もできないから、安泰な死に場所を確保したいという甘えだ。では、お金があれば安心なのか。いくらあれば安心なのか。求め出したらキリがないと思う。



テレビで、印象派の画家たちが画壇で認められるまでの話を見ていた。写実表現が主流のサロンで落選続きだったモネやルノワールは、他の印象派の画家たちと励ましあいながら、印象派の展覧会を開催し、存在感を出していった。
壁を打ち破るには相当の勇気がいっただろう。

でも、不遇を生き抜いた人は、人生もプライドも、持てる能力も全て賭けて、それをやったのだ。


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理解しがたいものを理解し受け入れるために書いています。自由でスピリチュアルな風の時代に、私の気づきがお役に立てればと思います。

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