前回の配信から随分日が開いてしまった。投稿しようと思っていたのだが、記事を書いてから「これ面白くないなあ」と思って削除したり、下書きのままにしている。
日常で引きつけられることの、ほとんどがくだらないことだ。それに意味をつけて文章化するのに意味を見出せなくなっていた。
インスタで興味深い猫ちゃん夫婦のリールを見つけた。
周りから体型をバカにされてもひたむきに家事をして夫を待っているデブ妻猫ちゃんがやたら可愛らしい。夫猫に殴られてうろたえてるデブ妻猫ちゃんを、自分も殴ってやりたい気持ちになり、最後ボクシングで鍛えて、スレンダー美人になった猫ちゃんが夫と決別するときは、敬意と寂しさが浮かんだ。
何度も再生しているうちに、どっと疲れが出て、見るのを止めた。
最近、自身のねんど作品のサイトを立ち上げた。しかし決済システムに不具合が出て、ここ数日海外のカスタマーサポートと英語でやりとりをしている。
あちらのサポート対応がフレンドリーだ。日本のようなマニュル通りの回答ではなく、チャットの内容をメールでフォローアップして私の心配に寄り添い、技術チームと連携して努力を試みてくれる。日本だったら、このような不具合があればすぐ解約となるが、また利用しようかという気持ちになってきた。
今はネットショップにも世界中からお客があつまる時代だ。海外通貨で買い物ができる決済システムやサブスクリプション機能、他通貨に対応する税金計算機能など使えるようになれば便利かもしれないが、まだそれほど売り上げがないので、遠い道のようだ。しかしこの面倒くさいことを一つ一つクリアして世界へのゲートが開くと思うと、額に真新しい風が吹き込んでくる気がした。
商品を海外発送するのに、EMS国際急便を使うことにした。配送料金は世界を5区分(アジア、オセアニア中東ヨーロッパ、アメリカ、中南米アフリカ、といった具合に)に分けそれぞれ送料を設定した。数字を打ち込んでいくと、小さな知らない国がたくさん出てきた。しかしそこにも日本の郵便システムが届いていることに不思議な感動を覚えた。
「面倒くさいからやめよう」と、「面白そうだからやってみよう」。
この間の差は大きい。どちらに転ぶかで、全く違う未来が用意されている。
私たちは日常的に無意識に日本のデフォルトの価値観で動いているけど、自分の幸せが何かを知って、そのために生きて行くようになると、世間的な価値観は気にならなくなっていくだろうな。
コミュニケーションツールが活性化されたことと、「風の時代」とか、「自分軸」とか、キーワードがインターネットによって社会に浸透しつつあることで、社会の空気が変わりつつある。人間の心は柔らかい。どんなふうにしていても、光ある方、自分がエキサイトする方へと向くもんなんだなあ。
変わり目にいるときは、進んでいく途中で、恐怖や不安が沸き起こってくるけど、勇気を出して、このゲートに飛び込んでみよう。
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