現役時代も先が見えてきて、夫と共に老後資金の算出を始める。
私は今までお金の話が嫌いだった。将来の命綱はお金だというのが頭にあったけど、起こるか分からないことのためのお金の予測を立てることがナンセンスだと思っていた。しかし体が動かなくなってからではすべてが遅い。
現時点ではっきりしていることは、今まで通りアート活動をしていくことなんだけど、活動支えるのは資金だから、現実的な土台を立てなくてはいけない。ということで夫のリクエスト通りに今の資産を算出した。
これまでの人生が浮き彫りになる。守備は十分だった。そして親からの教育資金など、随分とお世話になったなあと改めて思った。
これからは攻める人生。ではどうするかで、今できる限りの提案がいくつか上がってくる。
今あるもの、足りないものを具体化して戦略を立てると、漠然とした不安が、目標というモチベーションに変わっていく。
この姿勢があれば定年は怖くない。常に今の視点で現実に当たり、問題を解決していくことで、今を乗り切る土台が築かれていく。80歳、90歳地点の私はどうなっているだろう。みずみずしい「今ここ」を生き続けられたらいいなと思う。
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