芸術家として考えていること。
評価する側を尊敬し、そこに近づく、あるいは喜ばれようと頑張るから認められるのであって、尊敬のないところで、それはあり得ない。どうしてこんな当たり前のことがわからなかったのだろう。
言葉にできない気持ちはある。しかし私はそれを明確にしたかった。不明瞭なものを不明瞭なまま持っていくと、どこかとんでもない所へ押し流されていきそうだったからだ。
一つのことをやり続ける理由は何か。何十年も探求をし続けてきた人は、それをしている時が一番楽だ、という。それはそれでいいけど、本心はその活動を通して新しい視点が欲しいからではないか。
6年ぶりの個展が4月にあるのでいろいろな準備を進めている。宣伝活動で動き回っていると今の主流のアートと思われる作品群や作家さんたちにお目にかかる。
ホロスコープリーディングを始めたのは20歳の時だ。人生の節目で迷った時にホロスコープから自分の性質や運命傾向を読んで、人生の選択に役立ててきた。
ここ1〜2年は自分の古い殻を破りたくて、普段やらないことをやったり、いろんな人に出会って別れた。その出来事一つ一つに自分を覆っていた膜を破られて、以前より剥き出しの自分になっている。