- 2023年8月19日
「作品」と「商品」。
売る、ということを意識すると、SNSの反応とかフォロワーの数などを気にせずにはいられない。前は好きなように書いたり作ったりして、世の中からズレていても気にしなかった。
売る、ということを意識すると、SNSの反応とかフォロワーの数などを気にせずにはいられない。前は好きなように書いたり作ったりして、世の中からズレていても気にしなかった。
皆と同じことをしなければならない、ということが、これほどまでにストレスを感じることはなかった。しかし無理に合わせるのは自他共に良くないので、うだうだ考えてエネルギーを消費する前に次へ向かう。
セクシーでパワフルな歌声は、90年代、私がロック好き全盛期の頃によく聴いた。激しいエモーションを歌うことにあこがれていた時、ハードロックの女王と言われていた寺田恵子ようになりたかった。
どう売りたいか、と言われた時に、少し怯んだ。ひとつひとつの作品に強い想いを込めて作るが、どう売りたいかまでは考えていなかった。次々出てくる店次長さんのアイデアを聞きながら、不慣れな頭でシュミレーションする。
今のアニソンは、大人が聴いても引き込まれる。「アイドル」がなぜ良いのかというと、生き急ぐような疾走感のある曲調に、現代っ子の心の闇がちゃんと描けていて、リアリティを感じるのだ。
横浜のパシフィックエリアに国際アートフェア「Tokyo Gendai」が開催される。近年アジアのアート市場は香港や中国に押され気味だったのだが、やっと日本にも世界的コレクターが集まる拠点ができたということで盛り上がっている。