- 2023年12月1日
「美」の共通言語を見つける。
アートの土俵ではいろんな作家が現代を切り取って「こう思う」「こう感じる」を主張する。人間の思うことや考えることは、今までずっと繰り返されてきて、斬新さがないと伝わらない。
アートの土俵ではいろんな作家が現代を切り取って「こう思う」「こう感じる」を主張する。人間の思うことや考えることは、今までずっと繰り返されてきて、斬新さがないと伝わらない。
よくある恋愛ドラマで、婚約したカップルの男性側が「経済力がないから」とか「有名な〇〇になるからもう少し待って」と結婚を延期しているシーンがあるけど、それって、本当に恋人のことを好きなのかなあ、と思う。
今まで私が一番全力発信していたと思う時は、5〜6年前だ。女性ばかりのコミュニテイで消化できなかった思いを絵にぶつけていた。でも正直、この時代の絵はあまり好きじゃない。
私は美術史に載せるというより自分を高めるために描いていた。コンペで求められる「新しさ」を追ってしまうと、私の本来の軸からずれていく気がしてきて、ここのところ、モチベーションが落ちていた。
Twitterでフォローしている人が会議をしていた。彼らは時々スペースを開いて、アートや生き方について仲間とトークをしている。皆で話し合うことで混沌を整理したいのかもしれない。
売る、ということを意識すると、SNSの反応とかフォロワーの数などを気にせずにはいられない。前は好きなように書いたり作ったりして、世の中からズレていても気にしなかった。
今のアニソンは、大人が聴いても引き込まれる。「アイドル」がなぜ良いのかというと、生き急ぐような疾走感のある曲調に、現代っ子の心の闇がちゃんと描けていて、リアリティを感じるのだ。