子供時代

親世代が伝えたかったこと。

「過去の悲惨な体験を忘れずに、社会を良くするために頑張らなければいけません」1970〜80年代は、そのようなスローガンの元、大人も子供たちも強固な社会システムの中で身を粉にして頑張っていた。

3 years ago

デッサン力とオリジナリティ。

少女は目を閉じてアコーディオンを奏でている。背景は闇のような濃い青。幸せな夢を見ているのだろうか。少ない線で的確に形を捉え、感情まで表現するデッサン力は卓越している。

3 years ago

女らしさと清純さ。

藤島先生の家でこの絵を見たとき、肌を肌色で描いていないのに驚いた。画面の中で、これだけたくさんの色を使っているのに、なんできちんと人間に見えるのだろうと思った。

3 years ago

「愉しみ」と「癒し」。

自然はどんな傷も癒せる偉大なヒーラーだ。田中一村が、決して人物を描かなかった理由も、東山魁夷が自然に惚れ込んで生涯描き続けた意味もわかる気がする。

3 years ago

「お洒落」な生活。

ロートレックの絵を一言で言うなら「お洒落」だ。コクのある黒と黄色、貴婦人の曲線美は、賑やかさと渋さが同居していて、当時のパリ市民の活気のある生活を思わせる。

3 years ago