自然

自然の恩恵。

猫を抱きしめたい。

私の住んでいた街には猫が多く、子猫を連れている母猫がいたり、道端で箱に入った子猫を見つけて持ち帰ったこともあり、動物のように思えない親しみがあった。

5 months ago

独りだけど、独りではない時間。

何もしていないのに素晴らしい気持ちになる時は、ガイドスピリットが降りてきている時だという。若い時から、そんな瞬間をたくさん知っていた。

2 years ago

雨蛙の合唱

アイデンティティが破壊され創造される過程で、何が起こるかっていうと、まず、やる気が失せる。体の中で感情が収まり切らずに暴れている感じ。息をするだけで疲れる日が続いている。

2 years ago

ワイエスの描いた生活感。

当時、私はワイエスの何に惹かれていたのだろう。アメリカの農家の一風景だが、簡素な室内を照らす乾いた光は、幼い頃、私の肌が体感していたものだった。

2 years ago

久しぶりのカラーセラピー。

どんなにスピリチュアルな経験を積んだとしても、人は物質的価値観に引っ張られる。女性なら、恋愛、結婚、出産をした時。大地と繋がり安定感を得ると同時に、大地に根ざした欲望によって精神が引き裂かれそうになる。

2 years ago

雨は天からの賜り物。

日本の雨は、趣があって好きだ。晴天の碧礫のように日常に訪れ、ドラマを運んでくる。ある時は戒めるように、ある時は慰めるように、心の汚れを洗い流す。

2 years ago

静けさの美。

心を亡くすと書いて「忙」と読む。大学受験の予備校や会社での仕事、何かに追い立てられて心を亡くしていた私は、帰宅の電車の窓に映った夜景を見ると、ああ、1日が終わったんだ、と思う。体も心も安堵して、確かな居場所に根をおろす。

2 years ago

孤独の闇に、美しい満月。

月には表情がある。青白い球面にクレーター(模様)がはっきり見えると、月の機嫌が良いように見える。雲のない夜空に、月は最も美しく光る。

3 years ago

壮大な天空活劇。

初めて加山又造の作品を見たのは、確か小学生の頃だったと思う。「初月屏風」と名づけられたこの作品は、凄まじい天空活劇を思わせる。

3 years ago

私たちが、真に繋がりたいもの。

人は人の完全な支えにはなれない。ほんの一時の腰掛けにはなれるけども。

3 years ago