現代美術 佐藤智美
2008年頃から、ありとあらゆる展覧会に積極的に参加した。国内外のアートフェア、ギャラリーの企画展やグループ展、美術館で行われた団体展、銀座での個展。専門家筋には受けなかったが、アートイベントや個展などでは、ちょこちょこと作品が売れていたので、全く自信がないわけではなかった。
ちょうどこの頃、日本の美術界は新しいムーブメントが起こっていた。CGアートをはじめとする現代美術の日本美術界への参入だ。油絵や日本画などの伝統美術は高額で一般の人は手に入にくいことから、気軽に購入して楽しめる現代アートを紹介しようという動きが現代美術家とそれを取り扱うギャラリーの間で起こっていた。とはいえ、画壇の権威や評論家たちの間では相変わらず得体の知れないアートでであり、評価の得られない作品をコレクターたちは買おうとしなかった。
佐藤智美展 2015
そういえば、私の個展に有名な評論家が来て、「こんなもん、アートじゃない!」と面と向かって言われたことがある。その評論家は、「もっとCGアートが広まってきて、みんなが「買う買う」っていえばいいんだがな…」といって、画廊を去っていった。そのことを画廊主に話したら、ああ、そういうことね、と納得したような感じだった。
アートの価値を決める人たちは、時代の流れや社会の評価を常々気にしている。良い作品が必ずしも売れたり、評価されるわけではない。社会が、「こういう作品を売って行こう」と決めた時に、作品が飛ぶように売れたり、作家が有名になったりするのだ。
時間とお金のない中、作家は活動を続けている。援助を切望しても、チャンスが必ず訪れるわけではない。チャンスを勝ち取るために評論家に取り入る人もいるし、日本画壇に嫌気がさして海外へ飛び出す人もいる。
これまで、展覧会を通して、たくさんの現代美術家と出会った。「権力に屈しない自由な魂」は、困難な時代を生きようとする現代美術家たちに共通しており、彼らと同志であることに誇りを持っている。
TOMOMI SATO’S ART WORKS
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娘に望月けいのイラスト集を見せてもらった。今売れているイラストレーターさんだ。キャラクターデザインがベースとなっているが、緊張感のある配色とゴスロリ、エログロテイストの不穏な空気感は今の時代に共通のものを感じる。
恋愛は深化したコミュニケーションだ。言葉によるやりとりで、言えていない心を伝えるための。ちょうど心の扉が開いたところに、タイミングよく言葉を投げるみたいなコミュニケーションの積み重ねで、絆を深めていく。
行きつけの病院の血液検査結果を見たら、グルコースと尿素が標準より高く、中性脂肪が標準値より低かった。いつも異常なしなのに、こんなことは初めてだ。
渡辺優著「女王様の電話番」を読んだ。Yahooニュースに出ていた紹介記事を読んで、面白そうだったので早速Amazonで注文した。次の日に届いて、1日で読んでしまった。
今やっている世界陸上をみていても思うんだけど、自分のキャパ以内でトレーニングしていても自己ベストは出せないように、自分が持っている感性を全開にして生きないと新しい発見も感動もないのだ。