- 2023年1月9日
奉仕と自己犠牲〜映画「すずめの戸締まり」を観て思ったこと。
この物語の主題は「奉仕と自己犠牲」だと思う。偶然なのか、「閉じ師」の草太が、前回の記事に書いたカレン・アン・カーペンターの生き様と重なって、胸が痛んだ。
この物語の主題は「奉仕と自己犠牲」だと思う。偶然なのか、「閉じ師」の草太が、前回の記事に書いたカレン・アン・カーペンターの生き様と重なって、胸が痛んだ。
15歳から30歳くらいまで私が40冊以上のノートに書きためていた詩篇を編集し、フリーランスになって間もない2001年に記念出版した。「運命のプロローグ」という題名には、まさに自分で人生を歩み出すまでの困難な道のりをしたためた。
娘の学校の文化祭で声優志望の子たちによる朗読劇「星の王子様」を観た。子供の頃は、いまいちよく分からない話だったけど、朗読が上手かったからか、深く引き込まれてしまった。
ボッジが美しいのは「ろうあ者」という弱点に負けていないことだ。人は誰も、周囲から嘲笑され続けていると卑屈になり自暴放棄になってしまうものだが、ボッジは人を労り自分を差し出す心を失わない。
予告CMでは貝殻型の宇宙船と銀髪の美青年が印象的だった。青年の名は、新人類ミュウの長、ソルジャー・ブルー。この青年に恋した小5の私は、父に頼んで映画館へ連れていってもらった。
宇佐見りんの「推し、燃ゆ」を読み終えた。21歳の若手作家が書いた芥川賞受賞作。「推し」という言葉が今っぽい。私の娘もアニメキャラクターの「推し」を熱心に愛でているので、「推しを愛でる」という気持ちがどういうものか興味があった。