- 2023年9月7日
高値がつく「お宝」に宿るものは。
いつも違和感を持つことは、作者が明かされる前までは、多くの人が、その美術品を「ただの落描き」としか思わないことだ。作者の人となりを知って初めて興味が湧く。結局人は、人を知りたいんだなあと思う。
- 2023年8月19日
「作品」と「商品」。
売る、ということを意識すると、SNSの反応とかフォロワーの数などを気にせずにはいられない。前は好きなように書いたり作ったりして、世の中からズレていても気にしなかった。
- 2023年8月18日
「一般」から遠ざかっていく。
皆と同じことをしなければならない、ということが、これほどまでにストレスを感じることはなかった。しかし無理に合わせるのは自他共に良くないので、うだうだ考えてエネルギーを消費する前に次へ向かう。
- 2023年8月8日
作家の創作世界から抜け出る。
どう売りたいか、と言われた時に、少し怯んだ。ひとつひとつの作品に強い想いを込めて作るが、どう売りたいかまでは考えていなかった。次々出てくる店次長さんのアイデアを聞きながら、不慣れな頭でシュミレーションする。
- 2023年6月24日
社会レベルで起きていることと、個人レベルで起きていること。
横浜のパシフィックエリアに国際アートフェア「Tokyo Gendai」が開催される。近年アジアのアート市場は香港や中国に押され気味だったのだが、やっと日本にも世界的コレクターが集まる拠点ができたということで盛り上がっている。