- 2024年9月20日
「アート」で伝える準備はできていますか?
私は作品が面白いと、作家がどういう人なのか気になってしまう。技法を聞こうとすると、快く教えてくれる人と、口を継ぐんでしまう人、誤魔化して教えてくれない人がいた。
現代美術について考えたこと。
私は作品が面白いと、作家がどういう人なのか気になってしまう。技法を聞こうとすると、快く教えてくれる人と、口を継ぐんでしまう人、誤魔化して教えてくれない人がいた。
若いうちは最も大切なものに気づきにくい。しかし不思議なもので、外的にどのような道を歩まされることになったとしても、潜在的に自分の大切なものは手放さずに生きていくものだと思う。
日本で個展活動を6年もやっていないと、ギャラリー事情もかなり変わっている。以前はポートフォリオを持っていけば積極的に勧誘されたものだが、今はメールの返信もしないところも多い。
この絵を描いた当時は、「怖いもの」に挑戦していたようなところがあった。怖さの中に美しさを見出そうとしていたのだけど、それが私の中では成功していても、うまく届かなかった作品もあった。