- 2025年4月18日
多様性社会に必要なもの。
これから多様化が進んで、皆がそれぞれの考えを持って生きているなら、誰か一人の考え方が全体を支配して引っ張っていくのは不可能だ。代わりに他者と共感し係わる能力が必要になるだろう。
現代美術について考えたこと。
これから多様化が進んで、皆がそれぞれの考えを持って生きているなら、誰か一人の考え方が全体を支配して引っ張っていくのは不可能だ。代わりに他者と共感し係わる能力が必要になるだろう。
松山智一さんの作品からは多人種の混乱と奮闘が伝わってくる。それが世界の中心地、ニューヨークという場所、松山智一さんの日常なのだろう。
自分のやりたいことをやってもいいですよ、というのは言葉の綾だ。外界とリンクしないからオリジナリティと言えるのだけど、自分のオリジナルの世界のどこから橋をかけるか、それは外側の世界を知らないと見つからない。
私は作品が面白いと、作家がどういう人なのか気になってしまう。技法を聞こうとすると、快く教えてくれる人と、口を継ぐんでしまう人、誤魔化して教えてくれない人がいた。
若いうちは最も大切なものに気づきにくい。しかし不思議なもので、外的にどのような道を歩まされることになったとしても、潜在的に自分の大切なものは手放さずに生きていくものだと思う。
日本で個展活動を6年もやっていないと、ギャラリー事情もかなり変わっている。以前はポートフォリオを持っていけば積極的に勧誘されたものだが、今はメールの返信もしないところも多い。