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「頑張る」のは好きではない。

6年ぶりの個展が4月にあるのでいろいろな準備を進めている。
宣伝活動で動き回っていると今の主流のアートと思われる作品群や作家さんたちにお目にかかる。

私がデジタルアートを始めた頃は「デジタルは美術ではない」という目で見られたけれど、今はデジタルアート作家なんてわんさかいて、プリント工房もアナログを凌ぐハイクオリティに仕上げてくれるから進化したもんだ。
でも、こうもデジタルアートが増えてくると、アナログ的な温かみも持っていないとな、と思う。

手彩が懐かしくなって、リキテックス絵の具の36色セットを買った。メディウムと絵の具をこねくり回してキャンバスに塗っていると、工作を楽しんでいた幼稚園児の頃を思い出す。偶然できた面白い表現に出会うと未開の土地を拓いたようで感動する。

現代では、普段ちょっと描いたものがSNSで気に入られて売れていく、ということが珍しくない。オンライン上は、SNSで商売をしようとする人たちの熾烈な競争の場となっている。注目されるために頑張りすぎて、病んでいる人を見ると気の毒になるが、アーティストも他の業界と同じビジネスマンになったのだと思った。


「頑張る」というのはあまり好きではない。
若い頃はよく「頑張る」ということをしていたのだけど、年々承認欲求や成功欲が減ってきている私は、そういったことがモチベーションにならなくなってきた。
しかし表現欲求は上がっているから、自分を成長させてくれるような新しい体験や出会いがあれば飛び込むかもしれない。

頑張って結果がついてくるならいいけど。そうでないなら、適当でいい。適当、というと言葉が悪いけど、心の海流にうまく自分を乗せて流れていく、という感じかな。
縁のあるものとは自然と繋がっていくから。気張らない。求めない。それくらい肩の力を抜いていこうと思う。

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言葉とアートで人生をブレイクスルーする フリーランス画家 佐藤智美

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