ここ数ヶ月間は、インターネットビジネスの勉強をしていた。Wordpressでサイトを作ったり、SEO対策をしたり、アフリエイトの準備をしたり、本業のアートからかけ離れたことをやっていて、脳が二重構造になっている。
インターネットの世界は複雑で、初心者をねらったトラップもたくさんある。しかし失敗を恐れず、慎重に策を練って進むことだ。やり方次第で成果は変わってくると思うのだけど、ネットの世界は変化も早く、ゆったりじっくり構えていられない危機感は、これからも続くのだろう。
HTMLタグと睨めっこばかりしていたら、抑圧していたものが噴き出してきそうだ。アートに対する考えも変わってきていて、エスキースを描きためていた。それを形にしたい。とにかく、むずかしいことは抜きにして、思いきり色を使って遊びたい。もう1サイトを立ち上げる予定があり、それの目処がついたら制作に入ろうか。
この絵は、アンリ・マティスの「赤いハーモニー(赤い部屋)」。穀物商人の家で生まれ育ち、若い頃は法律事務所で働いていたが、20歳のときに家族から画材をプレゼントされたのをきっかけに画業を目指す。
彼の絵は難しい思考を感じない。色彩にあふれ、見るものを楽しませる。晩年、観葉植物と鳥たちが憩う彼のアトリエからは、たくさんの傑作が生まれた。
アンリ・マティス「赤いハーモニー(赤い部屋)」1908年
About TOMOMI SATO〜人生開拓アーティスト佐藤智美 プロフィール
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昨日書いた記事が抽象的で不完全感があったので、「子持ち様」問題についてもうすこし調べてみた。特に職場で子供のために急に休む人のしわ寄せが子持ちでない人にいくことが問題視されているようだった。
ネット上で子持ち世帯が批判される現象について、それが恋愛や結婚への消極的な風潮や社会的な価値観の変化、女性性の解放や新しい生き方の模索とどう関連しているかを探った。
教会で牧師さんと話していて、「ほとんどの人は欲でものを言い、動いていますね。愛って、あってないようなもの」と私が言ったら「大半の人は反射神経で喋っています。愛とか思いやりとか、深く考えない」という返答が返ってきた。
近頃周りでも、定年を迎えた夫婦の家庭問題や健康、金銭問題の話を聞く。生活レベルを落とした時に表出するいろいろな問題に誰もが諦観的なのは、老いて体が動けなくなってからでは打つ手がないからだろう。
朝起きると、和室の茶色い柱と漆喰の壁が目に入る。ちょうど私が結婚した27年前も同じものを見ていた。いつも彼と一緒にいた。そうすることでやっと生きていた自分は目に映るものがとても新鮮だったことを思い出した。