9日から夫と娘は夫の実家に行っていて、私は事情があって東京に一人残っていた。
食事もありものでパパッと作り、時々お弁当にしたり外食で済ませたり、あまりお金を使わない。テレビもつけず、パソコンは時々開く程度で、ほとんど無音の中で、習作を描いたり、ねんどで人形を作ったりしていた。
一人とはなんて軽やかなのだろう、余計な雑念は入らず、アイデアは次から次へ湧き出て、手は流れに乗ってスイスイ動く。
夜になって一区切りついたあと、夕飯を食べに大戸屋へ向かった。1時間くらいゆっくりしたあと、無くなりかけていた卵を買いにコンビニへ向かった。
ステンレスの扉に写っていた私の顔を見て驚いた。普段の私ではなかった。5〜6年前の私の顔(笑)。
5〜6年前といえばまだコロナも流行っておらず、アメリカへ一人で旅するパワーがあった私。そういえば頬に重力を感じない。
普段、私の重力をかけてたのは何だったのか。何がそんなに負担だったのだろう。とりわけ際立った不満というものはないつもりだったけど、考えないようにして無理していた事があったんじゃないか。あったよね。
あと20年くらいしたら、誰かと一緒に住まないと不安でいられないと周りからよく聞く。体が弱ってきたら誰かに助けてもらわないといけない、老後の心配をしてお金を貯めたり、近所に人間関係を作ったりして、来るかもしれない不幸を回避している人たちがいる。
私もそんなふうになるのかなと思う時はあるけど、今こうして一人でいると、自信がみなぎってくる。魂がちゃんと私の中心にいる。
もし体が弱ったとしても、動けなくなったとしても、自分でどうするか決められる私でいられればなんとかなるのではないか。
良い老後を送った人といえば、田中一村が真っ先に思い浮かぶ。
晩年に全財産を投げ打って奄美大島に移り住み、一人悠々自適に絵の制作に没頭し、最後は心不全でポックリ逝けたのだから。
奄美大島では相変わらず貧乏だったようだし、周りからも変人扱いされていたみたいだけど、魂ごとダイブできるところがあれば、これ以上の幸福はないんじゃないかなと思う。
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娘に望月けいのイラスト集を見せてもらった。今売れているイラストレーターさんだ。キャラクターデザインがベースとなっているが、緊張感のある配色とゴスロリ、エログロテイストの不穏な空気感は今の時代に共通のものを感じる。
恋愛は深化したコミュニケーションだ。言葉によるやりとりで、言えていない心を伝えるための。ちょうど心の扉が開いたところに、タイミングよく言葉を投げるみたいなコミュニケーションの積み重ねで、絆を深めていく。
行きつけの病院の血液検査結果を見たら、グルコースと尿素が標準より高く、中性脂肪が標準値より低かった。いつも異常なしなのに、こんなことは初めてだ。
渡辺優著「女王様の電話番」を読んだ。Yahooニュースに出ていた紹介記事を読んで、面白そうだったので早速Amazonで注文した。次の日に届いて、1日で読んでしまった。
今やっている世界陸上をみていても思うんだけど、自分のキャパ以内でトレーニングしていても自己ベストは出せないように、自分が持っている感性を全開にして生きないと新しい発見も感動もないのだ。