詩集の出版をして、言葉の威力を知った私は、もっと自分のことを伝えたいという気持ちに駆られ、HPでエッセイや、小説を書き始めた。好き勝手に書くことだけでは飽きたらなくなって、プロの小説家が教える小説学校へ通い始めた。
小説家は、何でもストレートに書き綴る私に対して親身であり威圧的だった。言葉は使い方次第で薬にも刃にもなるからだろう。意欲的に作品を持ち込んだが、彼らは私の文章から浅ましさや未熟さ、欲望を見抜いて、容赦なく指摘した。
これは私にとって衝撃だった。学生時代に描いていたあの、皆に気味悪がられた作品を思い出した。もう一度そこへ戻って、自分自身を見つめ直さなくてはならなかった。
でも、なかなかうまくいかなかった。私は20歳の頃の純粋な感覚を失っていた。
20歳の私は自分を受け入れてくれる場所を必死で探していた。同時に否定されることをひどく恐れていた。自身の心と体の結合のために神経を研ぎ澄ませ、人や社会の美醜を鋭く嗅ぎ取っていた。大学を出てからは、社会に適応するために自分を抑圧し、生きるための知識や経験を身につけることに必死だった。そして自分を傷つけるような刺激から身を守るようになっていた。
心を守るようになったら、人や世界とつながる瞬間の美と感動を体験することはできない。芸術に携わる者にとっては致命的だ。
私は「大人」であろうとして鎧をいくつも纏っていた。そして本当の感動から逃げていた。そんな私を、小説家たちは、嘲笑と失望の目で見ていた。
About TOMOMI SATO〜人生開拓アーティスト佐藤智美 プロフィール
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娘に望月けいのイラスト集を見せてもらった。今売れているイラストレーターさんだ。キャラクターデザインがベースとなっているが、緊張感のある配色とゴスロリ、エログロテイストの不穏な空気感は今の時代に共通のものを感じる。
恋愛は深化したコミュニケーションだ。言葉によるやりとりで、言えていない心を伝えるための。ちょうど心の扉が開いたところに、タイミングよく言葉を投げるみたいなコミュニケーションの積み重ねで、絆を深めていく。
行きつけの病院の血液検査結果を見たら、グルコースと尿素が標準より高く、中性脂肪が標準値より低かった。いつも異常なしなのに、こんなことは初めてだ。
渡辺優著「女王様の電話番」を読んだ。Yahooニュースに出ていた紹介記事を読んで、面白そうだったので早速Amazonで注文した。次の日に届いて、1日で読んでしまった。
今やっている世界陸上をみていても思うんだけど、自分のキャパ以内でトレーニングしていても自己ベストは出せないように、自分が持っている感性を全開にして生きないと新しい発見も感動もないのだ。