最近いろんな人からアート活動の誘いをいただき、絵を描かなきゃと思うのだけど、いくつかの可能性が同時進行し、ちょうど良いビジネスモデルが見つからない。収益にこだわるつもりはないけれど、収益がなければ活動を続けられないので、「芸術」という精神性と、ビジネスを一本の絆で繋ぎたい。
正解はひとつではないと思う。ネット上には人の欲望に働きかけるような広告がたくさん出ていて、ストレス解消目的の商品にアクセスが集まっているということは、それだけ欲望をもてあましている人が多いということだ。しかし永続的な繁栄は望めないのは、欲望が変化しやすいからだろう。
「仕事」「お金」「富」の関係
私はNORIさんの「精神世界探究チャンネル」が好きで、よく視聴しているのだけど、先日の動画は「なぜスピリチュアルで迷子になるのか」という話で、とても興味深く拝聴した。風の時代で「目覚め」を選んだ人たちが、自由に自己表現することで社会の凸凹したパズルのピースがハマっていき、仕事、お金、富が回るということ。億万長者と呼ばれている人は、多大な投資貢献のリターンとして富を得ており、自己投資、社会投資をしない人は、富を得ることはできないということと、誰でもそれぞれに身丈にあった投資の器を持ち、器に沿った生き方をしているって話は、なるほどな、と思った。
私が今複数のライフワークを持っているのは、そういう状態が私にとってちょうどいいからだ。そんな私と繋がってくれる人たちもいて、強くも緩くもない関係が続いている。これが私の器なのだろうか。
富を得ることに焦点を当てると、欲望にアプローチする必要があり、物質的価値観の中で競争に巻き込まれる。例えば、「お金持ちになれますよ」とか「恋人できますよ」みたいなことを謳ったスピリチュアル商品はたくさんあるけれど、欲望に振り回されている時は、自分軸にいる安心感、自己肯定感からかけ離れているので真の充足はつかめない、というのは皮肉な話だ。
風の時代にできること
私は本当の意味でスピリチュアルなことをしたい。欲望につけ込むのではなくて、自分の幸福が他人の幸福につながるようなことをしたい。
今私がこのブログを綴るのも、絵を描いてオンラインに載せるのも、インターネットでしかできないことをやりたいからだ。リアルワールドでは、同じ空間を共有し、言語だけでないコミュニケーションが重ねられ人間関係が築かれていく。でも言語や視覚でなければ伝えられないことは確かにあって、そういうものを共有できる人に出会いたい。
出会いは進化を促進する。異文化、異人種、異思考。進化は誰にでも強制でされるものではないけれど、肉体が朽ちて死へ向かっていく限り、死に耐えうる強靭な精神を創っていきたいのだ。
ネットワークの方法や、私の作品、文章の受け取り方も多岐に渡り、リアルな世界では全く縁のないような人から「もっとわかるような文章を書いてほしい」「飾れる絵を描いてほしい」「もっとこちらを理解してほしい」みたいなことを言われるけれど、そういう人たちへのアクセス方法を私はまだ知らない。私の発信していることを受信できる人といる方が楽なので、この状態がちょうどいいと言えばちょうどいいのだけど、私が発信していることを受け取りたい人たちも確かにいて、そういう人たちに扉を開くことが、新しい充足になるんだろうな、とも思う。
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