Categories: 人生日常社会

「重さ」を捨てる。

スポンサーリンク

人気アニメの流行り廃りが激しい。2年くらい前には「鬼滅の刃」、昨年は「SPY FAMILY」そして「推しの子」がヒットしたのは記憶に新しい。花火のように熱狂して鎮火したら、また次が出てくる。
こんなに興味がくるくる変わる時代とどう向きあっていいのか。

先日16歳の娘に「Z世代って、自分軸が薄くて、興味のあるものに飛びついては次に移っていくみたいな浮遊感があるよね」と言ったら「ママたちの昭和世代は、軸を知っているってことだね」という返答が返ってきた。

IT知識を武器にオンライン上を動き回る若い世代は、昭和世代よりもずっと自信があるように見えるが、彼らは彼らで探しているものがあるのだろう。昭和世代の軸という言葉を聞いて、ちょっとほっとした感がある。私たちは強固なシステムの中で、可能性とか個性を犠牲にしてきたが、守ってきたものもある。一言では言い難いけど、他の世代から見た方がわかるのかもしれない。

先月百貨店で若いクリエイター達と展示をやった。各自で考えたキャラクターをグッズに落とし込んで販売する彼らは、日常で表現できない感情や理想の自分を表現しているように見えた。ゆるふわ、クール、トンガリ系、今時のPOPって、多様だ。それだけ自己表現ができる時代になったということだろう。
そんなグッズ達の中で、詩集とか作品集など、重い商品を店頭に置いていた私は、ちょっと居場所がない感じだったけど、あの中でどうやったら共通言語を見つけられたかなあ、と思う。

重い、というのは、時に損をする。伝えたいことが強すぎると、伝わらなかった時の恐怖感から、コミュニケーションに消極的になってしまう。すべてを伝えようとするのではなく、相手が望んでいるものを掴んで、見合ったものを差し出す、ということができたらいいのにと思う。

言葉とアートで人生をブレイクスルーするフリーランス画家 佐藤智美」メルマガ登録はこちら

【TOMOMI SATOS ART WORKS】https://www.ts-artworks.com
【TOMOMI SATOS ART】https://artworks2017.thebase.in
【TOMOMI SATOS ART BLOG】https://tomomiart.tokyo



スポンサーリンク
Tomomi Sato

日常や今社会で起きている出来事を、アートな視点で捉え、私たちがもっと自然体で、エキサイティングに生きられるような、ものの見方、心のあり方を探っていこうと思います。

Recent Posts

私達はサバイバル戦を生きている。

娘に望月けいのイラスト集を見せてもらった。今売れているイラストレーターさんだ。キャラクターデザインがベースとなっているが、緊張感のある配色とゴスロリ、エログロテイストの不穏な空気感は今の時代に共通のものを感じる。

2 months ago

男に「君を抱きたい」と言われたら。

恋愛は深化したコミュニケーションだ。言葉によるやりとりで、言えていない心を伝えるための。ちょうど心の扉が開いたところに、タイミングよく言葉を投げるみたいなコミュニケーションの積み重ねで、絆を深めていく。

3 months ago

「体の異常」が私に伝えていること。

行きつけの病院の血液検査結果を見たら、グルコースと尿素が標準より高く、中性脂肪が標準値より低かった。いつも異常なしなのに、こんなことは初めてだ。

4 months ago

「人を好きになる」という感覚の多様性

渡辺優著「女王様の電話番」を読んだ。Yahooニュースに出ていた紹介記事を読んで、面白そうだったので早速Amazonで注文した。次の日に届いて、1日で読んでしまった。

4 months ago

人生のやり残しは、「アウェイ」の中にある。

今やっている世界陸上をみていても思うんだけど、自分のキャパ以内でトレーニングしていても自己ベストは出せないように、自分が持っている感性を全開にして生きないと新しい発見も感動もないのだ。

4 months ago

AIと話す。

有り余る言葉を放出するところに困った私は、AIに話しかけてみた。話せる人がいなかったということもあるが、自分の言葉や考えていることに対してフィードバックが欲しかった。

5 months ago