• 家
    人生,  日常

    「帰る場所」に、錨を下ろす。

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    ここ数年で驚異的な変化があった。今まで自分のこと以外には、あまり興味を抱かなかった私が、自分と違う性質を持つ人やもの、事柄に惹かれるようになったことだ。
    無駄なことと考えていた。私とは違う世界の、違うカテゴリーにいるものとは係われるはずもないと思っていたから。でもそれら見たり、思っている時は、とても穏やかで優しい気持ちになる。

    最初は、巧妙な詐欺師を前にしているようで心がざわついた。しかし突き詰めて考えてみると、私がずっと前から押し殺していたインナーチャイルドの声だと気付いた。詐欺師に騙されたら傷つくので、この声をずっと聞かないようにしていたのだ。

    どんなネガティブも包み込む優しさとか、どんな重圧も跳ね返す明るさとか自信とか、どんな状況でも自分の感情を表現する素直さとか…そういえば私も昔はちゃんと持っていたのに、どこで失くしてしまったのだろう。

    世界は広い。知りたいこと、知らなければならないことは、たくさんある。しかし身体中の皮膚は敏感さを増している。不用意に出て行って、火傷したらどうしよう。怖さを感じながらも、私は少しずつ出航の準備をする。

    こんなときは「帰る場所」を感じたい。どんな遠い場所へ行っても戻れるように錨を下ろす。身近な人と交わす思いやりが、私を然るべきところへグラウンディングしてくれる。

    佐藤智美「家」2015年 



    TOMOMI SATO
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    【Official Site】https://www.ts-artworks.com/
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  • スピリチュアル,  心理学

    光るもの全て金ならず。

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    昨日、インナーチャイルドセラピーワークで、過去に自分に影響を与えた人のことを振り返った。ワークシートに左手で書くように言われたが、書きたい事が山ほどがあったので右手で書いた。

    ワークの後のシェアリングで、若い人は積極的に話すが、中高年の人は黙り込んでしまう事が多い。過去のことを思い出すことができないのか、話すのが嫌なのか、彼らは内にこもってブラックボックスみたいになる。
    帰り道、一緒に受講していた人に会ったので挨拶した。彼女は私を見たのか見ないのか、目も合わせずにコクリとうなずいて去っていった。
    インナーチャイルドセラピーの講義回数が進んでくると、明るく皆に挨拶していた人がだんだん無愛想になっていく。過去のことを振り返っていくうちに内向的になっていくのかな。
    会社にいた時の、何考えているかわからない人たちのことを思い出した。こちらが話かけても反応がなく不気味だった。

    そういえば、私に今まで私を美術展に誘ってくださった美術家さんたちがいた。経験豊富で実力も人脈もあり私を気にかけてくださった。とてもいい人たちだったけど、積極的に付き合いたいという気になれなくて….彼らから見たら、私はブラックボックスだったのではないだろうか。


    前に一緒に展示した、ある美術家さんは、今も精力的に活動していて知名度も上がり作品も売れている。前の私なら羨ましいと思ったけど、今は、遠く離れたところにいるなあ…と感じる。

    光るもの全て金ならず。目立つところにいる人の全てが才能があるわけではなく、私とつながるべき人かどうかも別問題だ。
    それよりも、弱さと強さを併せ持った「人間臭い」人に惹かれる。有名になりたいとか、売れたいとか、そういう欲求で動く人って、最初は惹きつけられるけど、だんだん軽薄に見えてくる。(そうはいっても今私も稼がなくてはいけないのだけど。)もっと人間を知って愛したいから、心理学を学んでいる。そしてそんな、深みのある芸術を作りたいと思う。



    TOMOMI SATO
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  • スピリチュアル,  心理学

    割れた花瓶

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    私にはいくつかアレルギー的に受け付けないことがあって、そのことで仕事や人間関係が突然終了したことがある。どんなにうまくいっていたことも、そのことが起きると終了なのだ。そしてもう、それまでのことを思い出せない。
    これってかなりメンヘラ的だと思うけど、なかなか直視できなかった。

    割れてしまった花瓶の破片を拾うように、それが起きたときのことをなぞってみる。私と対面していた人は、化け物でも悪魔でもないけど、神でも仏でもない。起きたことのありのままを受け止めようとすると、その出来事よりも、もっと前に、「自分」を殺されたときのことが蘇る。殺された、というと大袈裟かもしれないが、誰かの支援を得て大切に育てていた夢や希望を、その支援者によって理不尽に絶たれた時のことだ。そのときの絶望と恐怖が今も強く遺っていて、他人の援助というものをまっすぐに信じることができないでいた。

    昨日書いた「呪いの声」は、多分、先祖代々続いてきたものだ。人を愛しすぎて、人に近づきすぎて、相手を食べてしまうような衝動。
    時折人間関係の中でそれを感じると緊張が走る。殺さないように殺されないように、気を配っている自分がいる。

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