決まっていた仕事が突然キャンセルになった。それはあまり珍しいことではないのだけど、昨日あった足場が崩れた感じに耐えられなくて、私はさっさと次の仕事を漁りにいく。
昨晩は素敵な夢を見た。素敵だけどちょっと心配な夢。
私は仕事を依頼されて新しい会社へ行く。若い人がいっぱいいて、「チョコレートで人形を作ってください」と言われる。「チョコレートで作っても、すぐ溶けちゃいますよ」と言いたかったが、依頼してくれた人がとても意欲的だったので、彼らとああだこうだ言いながらチョコレート人形を作っている。
人生は自転車走行だ。止まっていると不安になるが、走り出すと、興奮が湧き出て楽しみが見えてくる。
死を心配するのは動けなくなってからでいい。動けるうちは何かする。働けるうちは働く。とにかく何かに向かって動くことで、生きる楽しみが見えてくる。
著作者:jcomp/出典:Freepik
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昨日書いた記事が抽象的で不完全感があったので、「子持ち様」問題についてもうすこし調べてみた。特に職場で子供のために急に休む人のしわ寄せが子持ちでない人にいくことが問題視されているようだった。
ネット上で子持ち世帯が批判される現象について、それが恋愛や結婚への消極的な風潮や社会的な価値観の変化、女性性の解放や新しい生き方の模索とどう関連しているかを探った。
教会で牧師さんと話していて、「ほとんどの人は欲でものを言い、動いていますね。愛って、あってないようなもの」と私が言ったら「大半の人は反射神経で喋っています。愛とか思いやりとか、深く考えない」という返答が返ってきた。
近頃周りでも、定年を迎えた夫婦の家庭問題や健康、金銭問題の話を聞く。生活レベルを落とした時に表出するいろいろな問題に誰もが諦観的なのは、老いて体が動けなくなってからでは打つ手がないからだろう。
朝起きると、和室の茶色い柱と漆喰の壁が目に入る。ちょうど私が結婚した27年前も同じものを見ていた。いつも彼と一緒にいた。そうすることでやっと生きていた自分は目に映るものがとても新鮮だったことを思い出した。