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「欲しいもの」と「いらないもの」。

私のインスタアカウントの投稿に、見知らぬ海外アーティストからのリアクションがあった。もらったら返す習慣がある私は、コメント下の返信ボタンからスタンプを送ったつもりが、間違えてメッセージボタンを押してしまい、ダイレクトメールが送信されてしまった。
チャットを見ると、その人のスレットができており「この人はすべての人からの受信を拒否しているので、メッセージは届きません」という表記があった。

誰のメッセージも受け付けない、というのは、賢いスタンスだと思った。
アカウントを見る限り、アーティスト活動の一環としてSNSを利用しているのだろう。投稿写真も精度が高く、インパクトが残るように工夫されていた。

SNSでいくらインスパイアされても、実際会って話してみないと実像はわかりにくい。変に想像を膨らまされて後で失望されるよりは、ちゃんと一線を引いた方が、お互いストレスにならない。こういう発想ができる人は、おそらく私生活もきちんとできているだろう。

少し前、私もSNSで見たアーティストに気軽に反応したりDMを送っていた。ネガティブなことは言わなかったし、当時は本当に好意的に思ってやっていたことなんだけど、会ったこともない人からメッセージをもらったら、誠実に対応したいと思う人ほど、どう返して良いか戸惑うものだ。最初からフレンドリーなのは、ビジネスパーソンとしてどうなのか、オフラインできちんと客と取引ができる人ほど疑ってしまうだろう。

正直に感動を伝える、もらったから返す、という習慣をオンラインでもやっていると、思わぬトラブルに巻き込まれる。メッセージを送ってくる人、リアクションをしてくる人は多くの場合、何らかの意図を持っている。商売につなげたいとか、交際相手が欲しいとか、フレンドリーなメッセージの裏には思わぬ打算が隠れていることも多い。

オンラインに限ったことではないが、コミュニケーションの時には、自分が欲しいものといらないものを明確にしておくこと。相手の気持ちを優先せずに、不審や不快だと思うことを避けたり断ったりすることは、失礼でもなんでもなく、双方のためなのだ。

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