日本の画家

1970年代の、優しい空気。

小学生の時、母に連れられて美術館で見た。大きな画面に広がる青に、深い水の優しさを感じた。

3 years ago

天国にダイブする。

歳を重ね体力が衰えると、単身で未知の土地に移り住むのは勇気のいることだ。家族や子孫に助けてもらいながら余生を過ごしたいと思う人が多い中で、一村にこのような決断をさせたのはなんだったのか。

3 years ago

やさしい雨と森

東山魁夷の風景画を見ると、日本人は繊細だと思う。自然の微妙な呼吸を感じ取る感性のゆたかさは、穏やかな気候の中で四季を見てきた日本人ならではのものだろう。

3 years ago

才能が開花する時。

大胆な構図、豊かな色彩。「日本のゴーギャン」と言われるくらい、当時の画家にはない艶やかさがあった。でも一村がこのような画風になったのは、奄美大島へ移住してからだ。

3 years ago

女が歳を重ねるとは

私は桜が好きだ。毎年春になると、家族と共に桜の木下で弁当を広げるのを楽しみにしている。

3 years ago

神様がお創りになったもの。

三岸節子の絵を見ていると、「孤独」というものが決して恐ろしいものではなく、より神の息吹に近づくことではないかと思う。

3 years ago