- 2022年6月13日
「惹かれるもの」が、教えていること。
心をフリーにすると、いろんなアーティストにインスパイアされた。普段はあまり他人に興味を持たない私が、これだけインスパイアされるのは珍しいことだ。
心をフリーにすると、いろんなアーティストにインスパイアされた。普段はあまり他人に興味を持たない私が、これだけインスパイアされるのは珍しいことだ。
どうして私は、苦しいときに助けを求められないんだろう。罪悪感を持つんだろう....心のルートを辿っていくと、昔「自分を犠牲にしてでも、人を助けなさい」と教えた大人の顔が浮かんだ。
本当に心に響くものは、必ずしも目に見えるものではない。アートにしても、絵具やマチエルの技法では語れない何かが、知らないうちに私たちの根底に突き刺さり、人生や社会を変えていく。
大切なのは「エネルギーを腐らせない」ことだ。情熱を注ぐものを持ち、真っ直ぐに生きることは、何も恥ずべきことではない。むしろそれがないと、社会の檻の中から自分の未来を見出すことができない。
発信者が見えないまま感情を受け取り続けていると、いろんなものが誇張されて見えてくる。自分を見てほしい、楽しませて欲しい、癒してほしい...そういった欲望のプラットホームで、しばしば現実感を失う。
いつか食卓で、娘が小学生の時の私の子育ての話題になり、夫に「あの時のお前は、自分の子をすごい子にしようとしているみたいだった」と言われた。ちょっと、グサッと来たが、「だって学校がいろいろ言ってきたから」と返した。
自分の求めるものと、他人から求められるものが一致した時、その関係は成立する。しかし、幸福であるかどうかは、時々検証しなければならない。なぜなら人は経験を積むにつれ、置かれている状況、心のあり方が変わるからだ。
あの時の努力って、なんだったんだろうなあ。周りに受け入れてもらいたいから、一生懸命周りに合わせて頑張っていたんだけど、頑張れば頑張るほど友達ができなくなっていった。