• アート生活,  人生

    「今」という空間を捉える。

    スポンサーリンク

    新しい道を選ぶと、古いものは持っていられなくなる。新しい道といっても、古いものを捨て道を切り開く決意をしただけで、実際の道はない。これから必要なことを考えて、心に引っかかるものは全て試したり、取り入れていた。

    ヨーロッパの展覧会に参加していつも感じることは、私の作品は矩形に大人しく収まっていること。良かれと思ってやっていた細密描写も、かえって観念を強めてしまっているみたいだな。

    最近刺激を受けたアーティストさんを意識してエスキースを作ってみた。でも彼らのようにPOPにもエンターテイメントにもなれない。私の作品の根幹にあるのは、エモーションだと思う。
    事物のアウトラインを壊して、「今」という空間を捉える。視点によって、空間はいろんなふうに見えるのだろう。

    これから新しいことができそうだなあとワクワクしているけれど、実生活面では娘の高校受験と父の病で疲れ気味。なんか、天と地の両方から手を引っ張られている感じ。


    TOMOMI SATO’S ART WORKS
    【Official Site】https://www.ts-artworks.com/
    【Art Shop】https://artworks2017.thebase.in/
    【Facebook】https://www.facebook.com/t.sato.artworks/
    【Instagram】https://www.instagram.com/tomomiart8425/
    【Blog】https://tomomiart.tokyo
    【E-mail】tommys1970@ab.auone-net.jp

    スポンサーリンク
  • 田中一村
    日本の画家,  美術,  美術評論

    天国にダイブする。

    スポンサーリンク

    貧困の中、姉に支えられながら制作を続けていた田中一村は、画壇に認めらようと懸命だった。でも晩年、スケッチ旅行で訪れた奄美大島に惹かれ、51歳の時に単身で移り住んだ。その後の一村の作品は、何かから解き放たれたように色彩にあふれ、表現ものびやかで官能的だ。
    奄美大島で一村が住んでいた借家は、森の中の木造の平家。この家を「御殿」と言って喜んだ。

    歳を重ね体力が衰えると、単身で未知の土地に移り住むのは勇気のいることだ。家族や子孫に助けてもらいながら余生を過ごしたいと思う人が多い中で、一村にこのような決断をさせたのはなんだったのか。
    いずれにせよ、世俗的な欲求から解き放たれた彼の晩年は、幸福だったのではないかと思う。体の衰えを感じながらも常に南国の自然と共にあり、69歳で急逝するまで、美の発見と創造に没頭した。まるで天国にダイブした仙人のようだ。

    田中一村「熱帯魚三種」昭和48年(1973)

    田中一村の家
    田中一村の借家(奄美大島)


    TOMOMI SATO’S ART WORKS
    【Official Site】https://www.ts-artworks.com/
    【Art Shop】https://artworks2017.thebase.in/
    【Facebook】https://www.facebook.com/t.sato.artworks/
    【Instagram】https://www.instagram.com/tomomiart8425/
    【Blog】https://tomomiart.tokyo
    【E-mail】tommys1970@ab.auone-net.jp

    スポンサーリンク
  • THE PAST
    アートビジネス,  展覧会,  美術

    海外作家とのコラボレーション

    スポンサーリンク

    海外のアーティストやギャラリーとのコラボレーションは新しい可能性を見つける良い機会だ。これはNY在住の写真家、Anthony Arkoreca氏とのコラボ作品。Arkoreca氏のリクエストで、彼の撮った写真を9枚使って絵を描くことになった。写真は凍った水たまりの写真。どれも表情が面白く、私は9枚を組み合わせて複雑な模様を作り、私の人物画と合成した。背景素材はいつも1枚しか使っていなかったが、複数組み合わせることでより深みのある背景に仕上げることができた。使う素材と、その枚数によって絵の持つエモーションに独自性を加えることができたのは良い発見だった。

    THE PAST
    佐藤智美 THE PAST  210×280mm 色鉛筆・アクリル絵の具・フォトコラージュ 2018

    そういえば最近、イタリアでの展覧会に参加するにあたって、作品の送料を節約するために、印刷をギャラリーにお願いすることになった。いつもデジタルイメージをアート紙に印刷して額装するスタイルだが、ギャラリー側で提示してきたのは、アルミニウムに印刷し、額装せずに展示する方法だ。


    アルミニウム印刷は日本ではあまり見ない方法だが、仕上がりは綺麗だった。写真の展示方法としてヨーロッパでは浸透しているらしい。いつも印刷しているアート紙に額装だと、現代美術作品と並べて展示された時、まとまりすぎて弱いと感じていたが、アルミニウムの光沢感は作品に奥行きを与え、額装なしで展示すれば存在感も出るだろう。価格もアート紙よりかなり安い。私は今展覧会でアルミニウム印刷を試してみようと思っている。

    TOMOMI SATO’S ART WORKS
    【Official Site】https://www.ts-artworks.com/
    【Art Shop】https://artworks2017.thebase.in/
    【Facebook】https://www.facebook.com/t.sato.artworks/
    【Instagram】https://www.instagram.com/tomomiart8425/
    【Blog】https://tomomiart.tokyo
    【E-mail】tommys1970@ab.auone-net.jp

    スポンサーリンク