中学、高校は波乱の時代です。学校生活、友達、勉強、恋愛、親との関係、様々な面で自分の位置を探し、あり方を見つけ出そうとします。
正直、私は学生時代、教室が嫌いでした。皆同じ制服を着て、皆同じことをしていても、頭の中で考えていることは、きっとそれぞれ違う。表向きで笑って、陰で何を言っているかわからない、心の裏表をひどく恐れていました。とても孤独な時代でした。でもだから、ただ一つしかない、自分の道を、見つけ出すことができたのだと思います。
囚 91.9cm×64.1cm 色鉛筆・アクリル絵の具・CG/版画紙 2013 購入はこちら→
About TOMOMI SATO〜人生開拓アーティスト佐藤智美 プロフィール
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昨日書いた記事が抽象的で不完全感があったので、「子持ち様」問題についてもうすこし調べてみた。特に職場で子供のために急に休む人のしわ寄せが子持ちでない人にいくことが問題視されているようだった。
ネット上で子持ち世帯が批判される現象について、それが恋愛や結婚への消極的な風潮や社会的な価値観の変化、女性性の解放や新しい生き方の模索とどう関連しているかを探った。
教会で牧師さんと話していて、「ほとんどの人は欲でものを言い、動いていますね。愛って、あってないようなもの」と私が言ったら「大半の人は反射神経で喋っています。愛とか思いやりとか、深く考えない」という返答が返ってきた。
近頃周りでも、定年を迎えた夫婦の家庭問題や健康、金銭問題の話を聞く。生活レベルを落とした時に表出するいろいろな問題に誰もが諦観的なのは、老いて体が動けなくなってからでは打つ手がないからだろう。
朝起きると、和室の茶色い柱と漆喰の壁が目に入る。ちょうど私が結婚した27年前も同じものを見ていた。いつも彼と一緒にいた。そうすることでやっと生きていた自分は目に映るものがとても新鮮だったことを思い出した。