オリンピック体操競技で2冠達成した橋本大輝選手は、アスリートの域を超え、今や国民的アイドルだ。本人がそれを望む望まないにかかわらず、「真面目で努力家、誠実なイケメンスポーツ青年」のイメージが日本中を沸かせている。
メディアの取材への受け答えも上手い。体操チームや先輩方への配慮も行き届いていて、もらったエールには笑顔で応える。
インスタグラムでは、フォロワーが10万人超えたことをとても喜んでいて、「年内200万人行かない可能性一切なーい!」と絵文字いっぱいに投稿していた。この無邪気さがいかにも20歳の若者らしく可愛らしいが、なんか別世界の人のような、不思議な気持ちで彼を見ている。
私だったら、「勝って兜の緒を締めろ」という気持ちになるだろう。周りが熱狂している時は、調子に乗らない方がいい。出る杭を打つ、やや感情に流されがちな日本だからこそ、強気な発言には気を付ける。こんな私なので、周囲の好意や支援を素直に受け取ることができない。
大輝選手は、本当に受け取り上手の愛されキャラだなと思う。素直に気持ちを伝え、周りからの好意を喜んで受け取って、ますます愛されていく幸せ体質だ。5年後も、こんな爽やかなイケメンでいてくれたらいいなと思う。
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教会で牧師さんと話していて、「ほとんどの人は欲でものを言い、動いていますね。愛って、あってないようなもの」と私が言ったら「大半の人は反射神経で喋っています。愛とか思いやりとか、深く考えない」という返答が返ってきた。
近頃周りでも、定年を迎えた夫婦の家庭問題や健康、金銭問題の話を聞く。生活レベルを落とした時に表出するいろいろな問題に誰もが諦観的なのは、老いて体が動けなくなってからでは打つ手がないからだろう。
朝起きると、和室の茶色い柱と漆喰の壁が目に入る。ちょうど私が結婚した27年前も同じものを見ていた。いつも彼と一緒にいた。そうすることでやっと生きていた自分は目に映るものがとても新鮮だったことを思い出した。
お宝鑑定団で初めて鴨居玲という画家を知った。ゴッホと同じ自画像作家として有名だが、幽霊のようなピエロのような自画像を見ていたら、目を背けていたものにまざまざ向き合わされたようだった。
大切なものは「その人」を語る。距離が近くて言いたいことを言い合い傷つけあった人たちにも、大事にしているもの、楽しみにしていることがあった。向き合った時の言葉や顔色だけでなく、周辺まで見ると、一個人が立体的に見えてくる。
【個展開催のお知らせ】佐藤智美展〜INSPIRATION 会期:2024年4月10日(水)〜14日(日) 会期中無休 時間:11:00~20:00 ※4/10(水) 13:00-20:00 4/14 (日)11:00-16:00 場所:Gallery Klyuch (カフェle bois 2F)