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2021年11月

  • 2021年11月28日

女らしさって何?

私は他の作家の評論を書くときに、他の評論はほとんど読まない。感じたことをそのまま書いている。で、ジョージア・オキーフの花の絵を見て、すぐに入ってきたイメージは、「女らしさ」だ。

  • 2021年11月27日

静けさの美。

心を亡くすと書いて「忙」と読む。大学受験の予備校や会社での仕事、何かに追い立てられて心を亡くしていた私は、帰宅の電車の窓に映った夜景を見ると、ああ、1日が終わったんだ、と思う。体も心も安堵して、確かな居場所に根をおろす。

  • 2021年11月23日

人生で最も大切なもの。

「これからは一日一日を、楽しく生きようと思ったんだよ。好きなことをやって、自分の才能を伸ばして。いつ死んでもいいように」スーパーでお寿司を買い、家路を歩いている時に呟いた夫の言葉には静かな満足感が滲んでいて、私も満ち足りた気持ちになった。

  • 2021年11月20日

「人の心に寄り添う」なんて、簡単に言えない。

日本の母親的存在の人が亡くなった。瀬戸内寂聴さんは99歳、細木数子さんは83歳だ。細木数子さんは六星占星術を辛口トークで説き、お茶の間を賑わせた。瀬戸内寂聴さんは官能小説、恋愛小説など、女性の生き方をテーマにした作品を数多く発表し、新しい女性像を現代に掲げた。

  • 2021年11月19日

大手術を受ける夫と、ホスピスへ行く父。

家族の「死」をこれほど身近に感じたことはなかった。何気なく送ってきた日常をこれほどまでに尊いと思ったことはなかった。一緒にいるものに甘えたり頼ったり、不平不満を言って喧嘩したりできることが、どれだけ平和で幸せなことかを実感する。

  • 2021年11月15日

心の数だけ「模様」がある。

毎日起こること、人とのつながりや、感性がとらえるすべてのものを色や形で表現してみると、大小様々な淡い色のシャボン玉ができる。私の心の「模様」はこんな感じだ。ふんわりといろんなものとつながって、どこへ行ってもすぐ元の場所へ戻れる所にいる。このような日常を生きるのが自然だった。

>言葉とアートで人生をブレイクスルーするフリーランス画家 佐藤智美

言葉とアートで人生をブレイクスルーするフリーランス画家 佐藤智美

いろいろなものの影響を受けて
合理的に変わっていく生活の節々で、太古から引き継がれてきた私たちの感情が
、社会の波動を受けて揺れた瞬間を切り取って書いています。

生まれては死んでいく運命を持った
人間である限り、変わらないであろう幸せのヒントがそこにあると思うからです。


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