2021年11月
- 2021年11月29日
大いなる「母性」を、目の前にして。
500号から1500号の大画面が並んだ展示室に入ると、津波に襲われたような感覚になる。絵の中で、個人の物語が寄せ集まり、連なり、社会の物語が嵐のように巻き起こる。四方八方から様々な感情を浴びせられているようだ。
- 2021年11月25日
蓋の下で、「見たくない自分」が訴えている。
昨晩、Youtubeで、スピリチュアルカウンセラーみちよさんの動画を見ていた。どんなにセッションとかワークをやっても人生を変えられない人が、なぜいるのか、という、興味深い内容だった。
- 2021年11月23日
人生で最も大切なもの。
「これからは一日一日を、楽しく生きようと思ったんだよ。好きなことをやって、自分の才能を伸ばして。いつ死んでもいいように」スーパーでお寿司を買い、家路を歩いている時に呟いた夫の言葉には静かな満足感が滲んでいて、私も満ち足りた気持ちになった。
- 2021年11月20日
「人の心に寄り添う」なんて、簡単に言えない。
日本の母親的存在の人が亡くなった。瀬戸内寂聴さんは99歳、細木数子さんは83歳だ。細木数子さんは六星占星術を辛口トークで説き、お茶の間を賑わせた。瀬戸内寂聴さんは官能小説、恋愛小説など、女性の生き方をテーマにした作品を数多く発表し、新しい女性像を現代に掲げた。
- 2021年11月19日
大手術を受ける夫と、ホスピスへ行く父。
家族の「死」をこれほど身近に感じたことはなかった。何気なく送ってきた日常をこれほどまでに尊いと思ったことはなかった。一緒にいるものに甘えたり頼ったり、不平不満を言って喧嘩したりできることが、どれだけ平和で幸せなことかを実感する。
- 2021年11月15日
心の数だけ「模様」がある。
毎日起こること、人とのつながりや、感性がとらえるすべてのものを色や形で表現してみると、大小様々な淡い色のシャボン玉ができる。私の心の「模様」はこんな感じだ。ふんわりといろんなものとつながって、どこへ行ってもすぐ元の場所へ戻れる所にいる。このような日常を生きるのが自然だった。