繊細な感受性で何ができるか。

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世界中の人や動物を紹介したテレビ番組を見ていた。
動物が人間のように霊的で、人間が動物のように肉的に見えた。アジア、アメリカ大陸、ロシアの山林、その土地の気候や歴史が作り上げた厳しい生活を、皆一生懸命生きているんだなあと思った。

街を俯瞰でみると、密集する人や建物が地球にはえたカビのようだ。
中国の少林寺では、赤い服を着た少年たちが広場でスクエアを作ったり解散したりすることの速いこと、速いこと。

アジアにはカオスを感じる。西洋ほどいろんなものが整理されていないからか、人間の情動がそのまま街に噴き出している。

今私はこういったカオスをみると引いてしまう。人間の本性の凄まじさを見ているようで、ついていけないって感じ….。

こうみると日本という国はニュートラルだな。
繊細な感受性があり、いろんなもんに調和したり共感したりする。良し悪しはあっても揺るがない、貴重なものだ。

だからこの感受性を持って、世界で起きているいろいろなことを見たらどうなるだろうか。戦争とか、飢餓とか、厳しい自然とか、中心地での人の蠢きとか。

見るに耐えられないこともあるけれど、敢えて見る、掴みきって着地させるのは、新しい挑戦かもね。

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Tomomi Sato

東京在住のアーティスト。理解しがたいものを理解し受け入れるために書いています。自由でスピリチュアルな風の時代に、私の気づきがお役に立てればと思います。

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