インスタアカウントの整理していた。もうあまりご縁がなくなった人たちとさよならしたら、タイムラインがすっきりとして、素敵な絵がたくさん出てきた。
好きな人と繋がって好きな絵に囲まれると、私の好きな世界が見えてきた。
最近はSNSの投稿でインスパイアされても、すぐにリアクションできなくなった。見ず知らずの私が「素敵ですね」と言っても、「ありがとうございます」としか返ってこないだろうな、と。
素敵な作品には「素敵」という言葉には収まらないくらいの喜びや、驚きや、悲しみ、いろんな思いが込められているのだろう。
素敵な人ほど、近寄りがたい。強い輝きの裏にある深い苦悩は、少し近寄ると見えてきてしまう。とても美しいからと言って、安易に触れるのは失礼だと思う。
重荷を背負いながら、一人ですっくと立とうとしている。だから美しく輝いている。私は敬意を持って、少し離れ、そんなふうに強く生きようとする人を見ている。
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ネット上で子持ち世帯が批判される現象について、それが恋愛や結婚への消極的な風潮や社会的な価値観の変化、女性性の解放や新しい生き方の模索とどう関連しているかを探った。
教会で牧師さんと話していて、「ほとんどの人は欲でものを言い、動いていますね。愛って、あってないようなもの」と私が言ったら「大半の人は反射神経で喋っています。愛とか思いやりとか、深く考えない」という返答が返ってきた。
近頃周りでも、定年を迎えた夫婦の家庭問題や健康、金銭問題の話を聞く。生活レベルを落とした時に表出するいろいろな問題に誰もが諦観的なのは、老いて体が動けなくなってからでは打つ手がないからだろう。
朝起きると、和室の茶色い柱と漆喰の壁が目に入る。ちょうど私が結婚した27年前も同じものを見ていた。いつも彼と一緒にいた。そうすることでやっと生きていた自分は目に映るものがとても新鮮だったことを思い出した。
お宝鑑定団で初めて鴨居玲という画家を知った。ゴッホと同じ自画像作家として有名だが、幽霊のようなピエロのような自画像を見ていたら、目を背けていたものにまざまざ向き合わされたようだった。