Categories: 人生生き方社会

不安を見たら、キリがない。

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テレフォン人生相談を聞いていた。夫と死に別れ友達にも裏切られて天涯孤独となった女性の魂の叫びに、弁護士がとても冷静に、現実的な回答をしているのが、少し残酷に思えた。
旦那さんとはとても仲良しだったようで、他に友達も作らず、100%この女性に向き合ってくれていたのだという。何かなあ…..あまり社会的な夫婦ではなかったのかもしれない。

どんなに裕福で幸せな人でも、年老いていくと何らかの問題が出てくる。お金とか、生きがいとか、夫婦関係とか、積年の膿が出てくるのかな。




貯金はあったほうがいいけど、そのための努力は必要だけど、そこだけに目を向けてしまったらキリがない。

人間はいつだって不安だ。若い時は若い時で、社会で生きていけるか不安だし、歳を取ったらとったで、病気とかお金とか、死に際が不安だし。何をしたって不安が付き纏うのだ。

私たちが生きているうちにやることがあるとすれば、「自分はこのために生きている」というものを見つけることなんじゃないかな。

「大切なもの」というと月並みな言葉だけど、家族を愛するとか、生涯冒険をし続けるとか、真・善・美を追い続けるとか、「こういうことをしている時の自分が一番」というものを持ち続けて、一分一秒縮んでいく命を、そのことのために使い切る。
そうすることで、付き纏う煩悩も昇華されていくんじゃないかなあ….というかそのように生きたい。

ちなみに私は、幼い頃からこんな風に文章を綴っていた。絵も描いていたけど活字も好きです。職業にしたいと思わなかったけど、こうして生涯、発信し続けるだろうなあと思う。

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Tomomi Sato

東京在住のアーティスト。理解しがたいものを理解し受け入れるために書いています。自由でスピリチュアルな風の時代に、私の気づきがお役に立てればと思います。

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