Categories: ギャラリー美術

魂よ、何処へ行く

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アクリル絵の具・Adobe Photoshop・UVプリント・キャンバス 45.5×38cm

色彩の鮮度と質感を活かすために、F8キャンバスにモデリングペーストで下地を作り、アクリルカラーで着彩。仕上げはAdobe Photoshopで行う。人物の浮遊感、何処へでもいける自由な魂を描きたかった。

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誰もがルーツを持ち、それに支えられて生きています。しかし、これまでの認識とは違うものだったと知る時、「ルーツ」とは、私たちが生きるためのものではなく、「誕生に力を貸してくれた場所」に過ぎないことに気づきます。
こうしている今も、私たちは何もない所に生きています。食事、排泄、睡眠を繰り返し、明日災害があれば死ぬかもしれません。私たちに課せられた役目も、意識しなければ無に等しいのです。

魂は何処へいくのか。その答えは、実際に積んできた体験の中にあります。一分一秒、死へ向かっていく身体を全稼働させて、信じるもの、愛や悦びを発信し続けることで、死の恐怖を追い越していく。その感覚は、祈りに近いかもしれません。



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Tomomi Sato

東京在住のアーティスト。理解しがたいものを理解し受け入れるために書いています。自由でスピリチュアルな風の時代に、私の気づきがお役に立てればと思います。

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