幸福

「人の心に寄り添う」なんて、簡単に言えない。

日本の母親的存在の人が亡くなった。瀬戸内寂聴さんは99歳、細木数子さんは83歳だ。細木数子さんは六星占星術を辛口トークで説き、お茶の間を賑わせた。瀬戸内寂聴さんは官能小説、恋愛小説など、女性の生き方をテーマにした作品を数多く発表し、新しい女性像を現代に掲げた。

2 years ago

大手術を受ける夫と、ホスピスへ行く父。

家族の「死」をこれほど身近に感じたことはなかった。何気なく送ってきた日常をこれほどまでに尊いと思ったことはなかった。一緒にいるものに甘えたり頼ったり、不平不満を言って喧嘩したりできることが、どれだけ平和で幸せなことかを実感する。

2 years ago

優しい雨と、雲間の太陽。

昨日は医者から夫の手術の説明を聞くために病院へ行った。夫は久しぶりの面会を待ちわびていたようで、とても喜んでいた。

2 years ago

眞子様の「結婚報道」から見えること。

結婚して人生を新しく踏み出そうとする若者に対し、日本のメディアは意地悪だ、とアメリカのメディアは報じている。確かにここ4年間、小室さんへの報道は、加熱しすぎではないかと思った。

3 years ago

小室さんと眞子様のご成婚について、思うこと。

小室圭さんと眞子さまがご成婚した。やっとたどり着いた幸せなのに、世間の反応は冷ややかだ。小室さんは、プリンセスの夫になるために、世間から厳しくジャッジされ、誹謗中傷を受け、さぞご苦労されただろう。だから今回の結婚会見は、ようやく嵐を乗り越えられたね、という思いで見ていた。

3 years ago

生活の音と、防音窓。

音がないと、感覚が体の中心へ向かう。「今、此処」を意識するので、心が安らぐ。今まで気がつかなかったけど、生活の音は私たちの精神にかなり影響を及ぼしていたんだなあと思う。

3 years ago

大掃除で、腰痛になった。

左腰は重く、寝返りを打つといちいちズキンと痛む。頭の中に描いていた設計図が崩れて、不完全燃焼の息苦しさに耐えていた。

3 years ago

「重さ」を伝える、日本の美術。

銀座で個展をやっていた時、爽やかでお手軽なデジタルアートは軽視された。「もっと重くないと価値がない」と評されて、私も知らぬ間に、自分の作品に重さを求めていた。そうする事で人の心の核心に届くような気がしていた。でも、重たいアートは見ていて疲れる。正直、私はもう、お腹いっぱいだ。

3 years ago

「ミックスジュース」の係り方と「レゴブロック」の係り方。

ミックスジュースは、深い係り方だ。深く関わるには相性が大事で、組み合わせ次第で良くも悪くもなる。レゴブロックは、深く係らないが、その形状と特質を活かせば、積み上げたり並べたりして新しい形を創造する事ができる。

3 years ago

孤独の闇に、美しい満月。

月には表情がある。青白い球面にクレーター(模様)がはっきり見えると、月の機嫌が良いように見える。雲のない夜空に、月は最も美しく光る。

3 years ago