オーラソーマに出会ったのは今年の1月だ。西葛西駅前にできたfeelfeel35という店で、扉を入るとたくさんの色彩の矢が体の中を突き抜けた。
気になるボトル4本を選んで、潜在意識、現在の状況、今後の展開などを色彩心理学に基づいて読んでいくのだけど、色彩が示すものは明確だった。
もう3回くらいこの店を訪れているが、私は青とゴールドの波動を受けやすい。精神性とリーダーシップの色。最初のコンサルテーションで、この色のボトルを購入し、毎日使っていたら、本当に決断力や行動力が冴えてきた。
マイアミから帰ってきて1〜2年は、今まで私のやってきたことが退屈に思えて、どこへどのように飛んだらいいか模索状態だった。意識が心に向かっていたからか、背景のない絵が多かった。
でも、たくさんのボトルの色彩を見た時、不思議なことに感覚が全部開いた。
思考と感覚は対になっている。防衛状態になると思考が強くなる。思考が停止すると、感覚が開く。抑圧されていたものが噴き出してくると、砂漠に広がる湧き水のように満たされていく。
色彩ってなんなのだろう。わかっているのは、それは潜在意識とつながっていて、人を幸せにする力があるということだ。
About TOMOMI SATO〜人生開拓アーティスト佐藤智美 プロフィール
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教会で牧師さんと話していて、「ほとんどの人は欲でものを言い、動いていますね。愛って、あってないようなもの」と私が言ったら「大半の人は反射神経で喋っています。愛とか思いやりとか、深く考えない」という返答が返ってきた。
近頃周りでも、定年を迎えた夫婦の家庭問題や健康、金銭問題の話を聞く。生活レベルを落とした時に表出するいろいろな問題に誰もが諦観的なのは、老いて体が動けなくなってからでは打つ手がないからだろう。
朝起きると、和室の茶色い柱と漆喰の壁が目に入る。ちょうど私が結婚した27年前も同じものを見ていた。いつも彼と一緒にいた。そうすることでやっと生きていた自分は目に映るものがとても新鮮だったことを思い出した。
お宝鑑定団で初めて鴨居玲という画家を知った。ゴッホと同じ自画像作家として有名だが、幽霊のようなピエロのような自画像を見ていたら、目を背けていたものにまざまざ向き合わされたようだった。
大切なものは「その人」を語る。距離が近くて言いたいことを言い合い傷つけあった人たちにも、大事にしているもの、楽しみにしていることがあった。向き合った時の言葉や顔色だけでなく、周辺まで見ると、一個人が立体的に見えてくる。
【個展開催のお知らせ】佐藤智美展〜INSPIRATION 会期:2024年4月10日(水)〜14日(日) 会期中無休 時間:11:00~20:00 ※4/10(水) 13:00-20:00 4/14 (日)11:00-16:00 場所:Gallery Klyuch (カフェle bois 2F)