Categories: 心理学生き方

心の重みから解放される。

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大変そうな友人が気になって声をかけてみたものの、酷い罵声やネガティブな返答が返ってきて撃沈したことがある。
人ってそんなもんだとか思って心を閉ざすことを繰り返していると、心の壁が部厚くなって、本当に人生の楽しみを見失って、生きる力さえも失われてしまう。

私自身も人にそういう対応をしてしまったことがあるけど、ひどい言葉は本心ではなくて、「深く傷ついていたから助けて!」と言いたいだけだったんだ。大人げないけど結局そういうことなんだ(爆)

他人の受け止め方はそれぞれで、冷たく突き放されることもあれば、近寄って一緒に温まることもあって、孤独度はこんなふうにちょっとしたことで上がったり下がったりするのが人間だ。

言葉は本当じゃない。「大嫌い」の裏には「愛している」「愛して欲しい」が隠れているし、「もう生きていたくない」の裏には、「私を助けて」が隠れている。だけど多くの人は真実をあらわにしない。自分でさえ、知ることができない。

自分や他人の裏に隠れた気持ちに気づいて引っ張り出せるかどうかはもう、その人の度胸と心の器なのよね。
私たちの心は潜在的にたくさんの傷を抱えていて、ちょっとした言葉に疼き出したりするから、生半可の覚悟で手を差し伸べるなんてことはできない、っていつも思っていた。

この葛藤が苦しさの原因なんだ。心の重みを感じる苦しさ。
苦しさから解放されるには、手を差し伸べる勇気を持つしかないんだ、ということに気づくと、周囲の見え方が全く違変わってきて、本当は自分は何をすればいいかが見えてくる。

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Tomomi Sato

東京在住のアーティスト。理解しがたいものを理解し受け入れるために書いています。自由でスピリチュアルな風の時代に、私の気づきがお役に立てればと思います。

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Tomomi Sato
Tags: 生活

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