最近、起業の話をよく聞く。これから起業する人、すでに起業をしている人、または起業で失敗した人のこと。あいつはどうしてるかな、あれは危ないと思ったよ、夢が破れて残念だ…などなど、人生に挑戦する人を見送った人たちは、彼の行く末を思い、労い、嘆き、励ましている。
私は起業が成功しても失敗しても、挑戦した人にはエールを送りたい。だって、なんの確証もない大海原に旅立つ勇気が持てたのだから。ただ、「夢の実現」という、ふんわりした考えでは、いろんな嵐を乗り越えていくことはできない。
でも挑戦しないより、挑戦する人生の方が楽しいに決まっている。嵐は恐ろしいけど、必死で頑張って生き残った後の朝日は最高に美しいから。そんな体験は積み上げていけばいくほど生きる自信になる。
自信のある人は美しい。その人の意志で築いてきた人生が、彼を美しくするのだ。
About TOMOMI SATO〜人生開拓アーティスト佐藤智美 プロフィール
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昨日書いた記事が抽象的で不完全感があったので、「子持ち様」問題についてもうすこし調べてみた。特に職場で子供のために急に休む人のしわ寄せが子持ちでない人にいくことが問題視されているようだった。
ネット上で子持ち世帯が批判される現象について、それが恋愛や結婚への消極的な風潮や社会的な価値観の変化、女性性の解放や新しい生き方の模索とどう関連しているかを探った。
教会で牧師さんと話していて、「ほとんどの人は欲でものを言い、動いていますね。愛って、あってないようなもの」と私が言ったら「大半の人は反射神経で喋っています。愛とか思いやりとか、深く考えない」という返答が返ってきた。
近頃周りでも、定年を迎えた夫婦の家庭問題や健康、金銭問題の話を聞く。生活レベルを落とした時に表出するいろいろな問題に誰もが諦観的なのは、老いて体が動けなくなってからでは打つ手がないからだろう。
朝起きると、和室の茶色い柱と漆喰の壁が目に入る。ちょうど私が結婚した27年前も同じものを見ていた。いつも彼と一緒にいた。そうすることでやっと生きていた自分は目に映るものがとても新鮮だったことを思い出した。