ASPの広告記事を書くのに、興味のある分野がいいと思うのだが、成功者の話によると、ブルーオーシャンのニッチなキーワードを狙っていくのがいいらしい。何がブルーオーシャンで何がニッチなのかわからないので、Googleのキーワードプランナーを使ってみる。GoogleAdsのアカウントを持っている人は無料で使える便利なマーケティングツールだ。
まずは、自身がよく検索するキーワードとして「英会話」と入力してみた。1ヶ月の検索回数が1196件とまあまあのボリューム。キーワード候補に「オンライン」「安い」「子供」「高校生」などがあることから、レッスン料金や、子供の受験対策に悩みのある人が多いのだろう。
思いつくキーワードを入れて検索ボリュームを調べているうちに、私が今打ち込んでいる分野について調べてみたくなった。
「現代アート」。1ヶ月の検索回数は1万〜10万。世間の現代アートの関心は高いようだ。
キーワード候補として、有名アーティストの名前や、ジャンル、モチーフ、価格などが多い。有名な作家の作品を買って飾りたい人が多いってことだろう。
「現代アートとは」「コンテンポラリーアートとは」のキーワードからは、現代アートを知りたい人たちの存在も見えてきた。高額は出せないけど、自分の好きなアートを見つけ楽しみたい、とか。ちなみに「デジタルアート」はブルーオーシャンでニッチな分野だ。しかし買うより作りたい人が多いのかもしれない。
次に「心理カウンセリング」。これも結構ボリュームが大きい。心理カウンセリングを受けるより、なりたい人が多いようだ。治療法や病名などのキーワードも多く、心理学の知識があっても実際の心の扱い方に困って調べている様子も窺える。
キーワードから導き出された大衆心理を検証しているうちに、今私がやっている二つの分野のどちらも既成の道では成功しにくい現実が見えてきた。「買いたいより作りたい」「カウンセラーにかかるより、なりたい」という人が多いということは、この二つを教養として人生や生活にとり入れたい人が多いのかもしれない。
About TOMOMI SATO〜人生開拓アーティスト佐藤智美 プロフィール
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教会で牧師さんと話していて、「ほとんどの人は欲でものを言い、動いていますね。愛って、あってないようなもの」と私が言ったら「大半の人は反射神経で喋っています。愛とか思いやりとか、深く考えない」という返答が返ってきた。
近頃周りでも、定年を迎えた夫婦の家庭問題や健康、金銭問題の話を聞く。生活レベルを落とした時に表出するいろいろな問題に誰もが諦観的なのは、老いて体が動けなくなってからでは打つ手がないからだろう。
朝起きると、和室の茶色い柱と漆喰の壁が目に入る。ちょうど私が結婚した27年前も同じものを見ていた。いつも彼と一緒にいた。そうすることでやっと生きていた自分は目に映るものがとても新鮮だったことを思い出した。
お宝鑑定団で初めて鴨居玲という画家を知った。ゴッホと同じ自画像作家として有名だが、幽霊のようなピエロのような自画像を見ていたら、目を背けていたものにまざまざ向き合わされたようだった。
大切なものは「その人」を語る。距離が近くて言いたいことを言い合い傷つけあった人たちにも、大事にしているもの、楽しみにしていることがあった。向き合った時の言葉や顔色だけでなく、周辺まで見ると、一個人が立体的に見えてくる。
【個展開催のお知らせ】佐藤智美展〜INSPIRATION 会期:2024年4月10日(水)〜14日(日) 会期中無休 時間:11:00~20:00 ※4/10(水) 13:00-20:00 4/14 (日)11:00-16:00 場所:Gallery Klyuch (カフェle bois 2F)