Linked.inで繋がりリクエストを承諾した人からメッセージをもらった。
Photoshopを教えて欲しいと言うので、アドビで初心者向けのPhotoshop講座の受講者を募集していることと、私のデジタルコラージュ講座(中級以上)のことを伝えたら、「中国語と英語ができるのでなんとかやっています」というよくわからない返答が返ってきた。そして「インスタの僕のフォロワー数とか気付いてますか?」と聞かれた。
そういえばインスタでもフォローされていて、特に変な印象もなかったからフォローバックしたのだが、確かにアーティストという肩書きで、フォロワー数は1万人を超えていた。
意図がわからないので、私は返信を保留にした。よく考えて、「なるほどな」と思った。
この人は他人をフォローしてはフレンドリーなメッセージを送っているのだろう。そうやって親睦を深めてフォロワーを増やしているのだ。
しかしながら作品は正直、どう見てもプロレベルとはいえず、趣味で描いている人だと思った。
フォロワーが多いと自分はすごいと思ってしまうのだろうか。SNSって本当にまやかしだなあと思う。
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教会で牧師さんと話していて、「ほとんどの人は欲でものを言い、動いていますね。愛って、あってないようなもの」と私が言ったら「大半の人は反射神経で喋っています。愛とか思いやりとか、深く考えない」という返答が返ってきた。
近頃周りでも、定年を迎えた夫婦の家庭問題や健康、金銭問題の話を聞く。生活レベルを落とした時に表出するいろいろな問題に誰もが諦観的なのは、老いて体が動けなくなってからでは打つ手がないからだろう。
朝起きると、和室の茶色い柱と漆喰の壁が目に入る。ちょうど私が結婚した27年前も同じものを見ていた。いつも彼と一緒にいた。そうすることでやっと生きていた自分は目に映るものがとても新鮮だったことを思い出した。
お宝鑑定団で初めて鴨居玲という画家を知った。ゴッホと同じ自画像作家として有名だが、幽霊のようなピエロのような自画像を見ていたら、目を背けていたものにまざまざ向き合わされたようだった。
大切なものは「その人」を語る。距離が近くて言いたいことを言い合い傷つけあった人たちにも、大事にしているもの、楽しみにしていることがあった。向き合った時の言葉や顔色だけでなく、周辺まで見ると、一個人が立体的に見えてくる。
【個展開催のお知らせ】佐藤智美展〜INSPIRATION 会期:2024年4月10日(水)〜14日(日) 会期中無休 時間:11:00~20:00 ※4/10(水) 13:00-20:00 4/14 (日)11:00-16:00 場所:Gallery Klyuch (カフェle bois 2F)