52歳って、マヤ暦では生まれ変わりの年なのね。
子供の頃は、周囲から期待されていた。勉強もよくやったし、仕事も頑張ってきた。でも現時点で、私が持っているのは、若い頃に想像していたような成功ではない。
アートでお金を稼ぐことを考えていたら、もっと世の中から求められる作品を作っただろうし、有益な人脈や機会を求めただろう。
実際私も、そのようなアドバイスをたくさんもらってきたにもかかわらず、全然違う道に来ているということは、結局、お金を稼ぐことよりも絵と共に成長することを選んできたからだ。
今、いろんな気づきを得て、心の豊かさを得られたし、貴重な友達や支援者もいる。それが今ある私の成功かな。
「使命を生きる時にやってくる運命という名の波を、切り開いたり乗り越えたりすることで天命を生き抜く」
というのは「幸せ基準で小金持ちを目指す人のためのYouTubeチャンネル」伊木ヒロシさんの言葉。
天命=お役目
使命=役を演じ切ること。
運命=使命を生きる間に出会う人・もの・事
宿命=初めから決められている枠組み
では、私の天命って、なんだろう。「美術」とか「創作」以前に、女性として生まれた人生をしなやかに生きることだったのではないか。
「女性」の本質として、自由、自然体、官能、をいつも感じていて、それらを存分に使いたいと、考えてきた。芸術は、それらの産物だ。
最近、ビジネスのことばかり考えていたら、疲れちゃって、何もやる気がしなくなってしまった。これは私が別のものになろうとしていたのか…困難を切り開こうとしていたのか。
ちょっとしたことで気持ちが切り替わり、前者にも後者にもなるんだなあと思う。
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ネット上で子持ち世帯が批判される現象について、それが恋愛や結婚への消極的な風潮や社会的な価値観の変化、女性性の解放や新しい生き方の模索とどう関連しているかを探った。
教会で牧師さんと話していて、「ほとんどの人は欲でものを言い、動いていますね。愛って、あってないようなもの」と私が言ったら「大半の人は反射神経で喋っています。愛とか思いやりとか、深く考えない」という返答が返ってきた。
近頃周りでも、定年を迎えた夫婦の家庭問題や健康、金銭問題の話を聞く。生活レベルを落とした時に表出するいろいろな問題に誰もが諦観的なのは、老いて体が動けなくなってからでは打つ手がないからだろう。
朝起きると、和室の茶色い柱と漆喰の壁が目に入る。ちょうど私が結婚した27年前も同じものを見ていた。いつも彼と一緒にいた。そうすることでやっと生きていた自分は目に映るものがとても新鮮だったことを思い出した。
お宝鑑定団で初めて鴨居玲という画家を知った。ゴッホと同じ自画像作家として有名だが、幽霊のようなピエロのような自画像を見ていたら、目を背けていたものにまざまざ向き合わされたようだった。