昨日、懐かしいものを見つけた。
2001年に出版した自伝詩集「運命のプロローグ」は、15歳から30歳くらいまで私が40冊以上のノートに書きためていた詩篇を編集したもので、フリーランスになった記念に出版した。「運命のプロローグ」という題名には、まさに自分で人生を歩み出すまでの困難な道のりをしたためた。
あまり売れなかったので、てっきり捨ててしまったと思っていたのだけど、今になって30冊ほど出てくるとは…(驚)
そう言えば出版社が倒産したときに、残本を引き取っていたんだっけ。その後は引っ越しとか出産とか色々あって、すっかり忘れていた
かなりの思い入れがあったので、今見ると帯コピーが強烈だけど、最近読んだときは、良い言葉がたくさんあって感動した。若い時にしかないピュアな眼差しというか瑞々しい感性って、かけがえのないものだなあって思う。
表紙を一新して挿絵も入れて、デジタルで再出版をしようかと考えていたところだったので、再会できて、とても嬉しい
今後、私のオンラインショップや、5月に出場するデザインフェスタなどで売っていきたいと思います。
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ネット上で子持ち世帯が批判される現象について、それが恋愛や結婚への消極的な風潮や社会的な価値観の変化、女性性の解放や新しい生き方の模索とどう関連しているかを探った。
教会で牧師さんと話していて、「ほとんどの人は欲でものを言い、動いていますね。愛って、あってないようなもの」と私が言ったら「大半の人は反射神経で喋っています。愛とか思いやりとか、深く考えない」という返答が返ってきた。
近頃周りでも、定年を迎えた夫婦の家庭問題や健康、金銭問題の話を聞く。生活レベルを落とした時に表出するいろいろな問題に誰もが諦観的なのは、老いて体が動けなくなってからでは打つ手がないからだろう。
朝起きると、和室の茶色い柱と漆喰の壁が目に入る。ちょうど私が結婚した27年前も同じものを見ていた。いつも彼と一緒にいた。そうすることでやっと生きていた自分は目に映るものがとても新鮮だったことを思い出した。
お宝鑑定団で初めて鴨居玲という画家を知った。ゴッホと同じ自画像作家として有名だが、幽霊のようなピエロのような自画像を見ていたら、目を背けていたものにまざまざ向き合わされたようだった。