自分の世界を感じ、「繋がり」を持ち続ける。

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あけましておめでとうございます。
….と言っても今年は喪中なので、オンライン上の挨拶だけです。年賀状などは送っていません。


大晦日は22時くらいに布団に入ったのだけど、首から肩が鉛のように重くて、なかなか眠れなかった。何かに憑依されたかと思った。

先日私の写真を見た友達に「どうして歯が曲がっているの?」と言われて、びっくりして鏡を見たら、右前歯が左前歯に少し重なっていた。
これは治さないとな、前歯の歯茎がじんじんしていたのはこれが原因か….などと、一人で青くなっていたが、1〜2日経って、もう一度鏡を見たら、そんなに騒ぐほど目立たないな、と思った。
ちょっとした健康の変化で、どうしてこんなに動揺するのだろう。

年老いた両家の親と電話で話すと、自分の30年後を想像せずにはいられない。夫がいなくなって、娘が自立して、体が衰えた私が一人になった時。その時、私に何が残っていて、何が見えているだろう。

今あるものはいつかなくなる。
健康、お金、友達、心。

でも繋がりを、感じられれば生きていける。
自分とのつながり、社会とのつながり、過去とのつながり。

だから、なるべく周りとは、声を掛け合おうと思っている。
誰かに気にかけられていると感じることで、少しでも力が湧いてくるもんだ。



私はあと何年作品を作れるのかな。
明日事故にあって手を失ったり失明なんかして絵を描けなくなったら、めっちゃ後悔するだろうな。

体が動くうちはとにかく作品を作って、自分の中にある心強ーい宝のようなものを発掘していきたい。

ここ数年は作品がお金になるかならないかを考えてきたのだけど、もちろんそれも大切なことだけど、今まで一枚描くごとに私の世界って変わってきたのよね。
こうやって、自分の生きている世界を強く感じ続けることが何よりも生きる力になるんじゃないかな。

アーティストでいられることに感謝。
そして今年は、周りにも力を分け与えることができますように。

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Tomomi Sato

東京在住のアーティスト。理解しがたいものを理解し受け入れるために書いています。自由でスピリチュアルな風の時代に、私の気づきがお役に立てればと思います。

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