Categories: 人生社会

男性の進化

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新作プリキュアにトランスジェンダーの子が出てくることで、女装(変装)が好きな男の子がいることに興味を持った。
そういえば、山手線の中で、綺麗なゴスロリファッションの人を見かけることがあって、背が高くて胸が薄いことから「男」だとわかり唖然としたことがある。そんなに若くない。多分30〜40代だろう。

娘に聞いたら、女の子の格好が好きな男の子は結構いるらしく、そんなに珍しい事では無いようだった。Instagram、Facebookのフォロワーを対象に調査をさせてもらった結果、13人から回答をいただき、「女性になりたいと思ったことがある」との回答は4人だった。

私も今は、生まれ変わっても女性でありたいと思う方だが、10〜20代の頃は、男性でもいいな、と思っていた。なぜかというと、そうやって自分の中の男性性を育てていくことで、心が自立し安定するからだ。

今の若い世代で、「女の子になりたい」と思う男の子が増えてきたということは、男性が進化しているということではないだろうか。様々な価値観が入り混じり、男らしさ、女らしさも多様化する中で、借り物でない自分自身の生き方や幸福を選び取る能力が男女ともに育っているのかなとも思う。


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Tomomi Sato

東京在住のアーティスト。理解しがたいものを理解し受け入れるために書いています。自由でスピリチュアルな風の時代に、私の気づきがお役に立てればと思います。

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