今まであり得なかったことで、これから必要なこと。

老後に必要とされている、お金、健康、友達、趣味。それらが全部揃った老後を過ごせている人はどれくらいいるのだろう。
昭和時代、男性は一つの会社に勤め上げれば、ちゃんと年金がもらえて、女性は家族の世話をすれば最後は子供に看取ってもらえるというのが一般的だった。

今後、子供世代は、生存競争に勝ち抜くのが精一杯で、親の面倒なんて看る余裕はないだろう。老後は子供の世話になろうなんてことは、期待する気になれない。

日本社会での未婚率は、男性が３割、女性が2割。子供のいない世帯も増えている。自分のことは、自分で面倒を見るのが当たり前の時代になっていく。
そのために、これから必要なことは何か。

一般的に言われているのは、元気なうちに働いて、貯金することだ。お金はあるに越したことはないけど、20年後、30年後、私がどんな生活を送っているか予想できない。

20年前、30年前に私が、中高年になって困らないようにやっておかねばと思っていたことは、今、老後のためにやっておかねば、と思っていることと、あまり変わらない気がする。多分、それが私の軸なんだと思う。

昭和時代にあり得なかったことで、今後、必要になっていることといえば、お金の勉強ではないだろうか。
例えば「投資」は、知識もないのに手を出すのはリスクがあるため、まだ一般的になっていないけど、お金に関する考え方を変えていかなければ、これからの社会を生き抜いていけないかもな、と思う。

著作者：jcomp／出典：Freepik

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