Categories: 人生日常美術

人はいつも、生まれては死んでいる。

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しばらく会っていなかった人と、久しぶりに話すと、別人のように明るくなっていたり、穏やかになっていて、今までのイメージがガラッと変わってしまうことがある。何か思うことがあって、こだわりを手放したのかな。

思いは人を強くする。でも、ずっと同じ思いを持ち続けてることはできない。私たちは知らず知らずのうちに、いろんなものに影響されて、思いを入れる心の器も大きくなったり、老朽化したり、刻々と変化しているのだ。

こだわりを手放すとは、諦めることではない。今までの呪縛から自由になることだ。そうやって人は常々、進化している。何歳になっても。

人は、ずーっと同じではないのね。嫌なことをされても、苦い思い出が残っても、次に会ったら同じことが起こるとは限らない。
こうして息をしている間に、体の細胞が死んでは生まれてを繰り返しているのだから、素直な気持ちで生きていれば、一年後には全く新しい人になっているのよね。

だから会うときは、新鮮な気持ちで、相手の良いところや、心地よい瞬間を見つけられたらいいなあと思う。

著作者:senivpetro/出典:Freepik

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Tomomi Sato

東京在住のアーティスト。理解しがたいものを理解し受け入れるために書いています。自由でスピリチュアルな風の時代に、私の気づきがお役に立てればと思います。

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