昭和時代、多兄弟を地域で見ていて、親が子供をコントロールするために兄弟を比較して競争させるようなことがよく行われていたけど、あれはよくないなあと思う。学校教育の現場も先生による良い子悪い子のラベリングが正当化され、子供の自尊心を傷つけるような教育が平然と行われていた。
良いラベルを貼られても、それは自分で見つけた個性や気づきではないので結局自信にはならないのよね。自尊感情を持てない子供は他人に嫉妬心を持ちやすく、互いに助け合うことができない。
そうして真の自信が育たないまま大人になった人は、なんと多かったことだろう。
その世代が親になって、自分がされてきたことと同じことを自分の子供にしてしまうと、今後ますますグローバル化する社会でサバイバル力のない人間が量産されてしまうので、いろんな専門家が危惧している。
スピリチュアル分野の専門家が盛んに発信する「目覚め」「風の時代」「アセンション」「自分軸」というキーワードは、昭和の間違った教育から目を覚まさせるための重要な道標なのだ。
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教会で牧師さんと話していて、「ほとんどの人は欲でものを言い、動いていますね。愛って、あってないようなもの」と私が言ったら「大半の人は反射神経で喋っています。愛とか思いやりとか、深く考えない」という返答が返ってきた。
近頃周りでも、定年を迎えた夫婦の家庭問題や健康、金銭問題の話を聞く。生活レベルを落とした時に表出するいろいろな問題に誰もが諦観的なのは、老いて体が動けなくなってからでは打つ手がないからだろう。
朝起きると、和室の茶色い柱と漆喰の壁が目に入る。ちょうど私が結婚した27年前も同じものを見ていた。いつも彼と一緒にいた。そうすることでやっと生きていた自分は目に映るものがとても新鮮だったことを思い出した。
お宝鑑定団で初めて鴨居玲という画家を知った。ゴッホと同じ自画像作家として有名だが、幽霊のようなピエロのような自画像を見ていたら、目を背けていたものにまざまざ向き合わされたようだった。
大切なものは「その人」を語る。距離が近くて言いたいことを言い合い傷つけあった人たちにも、大事にしているもの、楽しみにしていることがあった。向き合った時の言葉や顔色だけでなく、周辺まで見ると、一個人が立体的に見えてくる。
【個展開催のお知らせ】佐藤智美展〜INSPIRATION 会期:2024年4月10日(水)〜14日(日) 会期中無休 時間:11:00~20:00 ※4/10(水) 13:00-20:00 4/14 (日)11:00-16:00 場所:Gallery Klyuch (カフェle bois 2F)