幾つか目につくニュースがある。
日本では働けない15歳から39歳の若者が多いとのこと。人間関係が苦手とか、個性を出せないから、個性を出せるところに行きたいとか、そう言って社会で働けなくなってしまうケースが多いらしい。
高齢者の生活支援の難しさ。主婦年金の廃止。これは私の身近にある話題で、少し背筋が寒くなる。
夫によりかかって生きるつもりはなかったが、経済的にはそのような状況になっているかな。やっぱり会社員の生き方は合わないし、フリーランスでやっていくとしても、また生計を立てるほどにはなっていない。そこへの道のりは結構険しいのが現状だ。
金銭的に苦しくなると、会社に入ろうかと思うこともあるのだけど、最近はパワハラにあったり、なんかうまくいかない。これは神の指し示しなのかな。体制を整えて家で制作に没頭しなければと思う。でなければ、2年前に会社を辞めた意味がなくなる。
5年後、10年後はこうなっていたい、というビジョンがある。だから少々失敗してもやり続けていけるけど、ビジョンを失ってしまったら、私は社会との接点を見失う。どんなに才能、実績があったとしても、それを活かす自信を失ってしまったら、ニートになるも同然だ。
個性を失うような教育を受けたとしても、多くの日本人は自分の個性を信じている。だから会社で使われる人生を飛び出せたのだろう。でも、一人では磨かれない。繋がる人がいて、コミュニティがあるから、その才能や実力を与えたり対価を受け取ったりできるのだ。
今私は4〜5日に一度、メールマガジンを配信している。
幸せと不幸が簡単に入れ替わる日常で、何が大切なのか、どう生きるのが快適なのか、私なりに誠実に向き合って出した答えを文章にして配信している。流行りのビジネス系の内容ではないので、読者をどんどん増やすことはできないのだけど、それでも私の文章に刺激を受けている方からの感謝の言葉をいただくこともあり、書籍や画集を買ってくださる方もいた。
これは本当に励みになる。ありがたいことだ。これからも人の力になるような文章を書かなければ、という意欲が湧いてくる。
会社で働いている時は、他人ばかり気にしていて、このような充実感や意欲はなかった。自分の持っているものが、他の誰かの人生に火を灯す。誰かの役に立てたという実感こそが生きる力だ。私はこの活力源を大切にしたいし、これからも育てていきたい。
実を言うと、私はちょっとエンパス気質だ。パーソナルスペースにどんどん入り込んでくる人は苦手だし、人間関係で過敏反応して疲れてしまうこともあるのだけど、よく気がつく気質を生かして、人生をつまずいている人に気づきを与えられたらいいなと思う。
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岡本太郎といえば、「芸術は爆発だ」の言葉で有名だ。鮮やかで毒々しい立体や平面作品が印象的だが、本当に人間の生命力とは何かを深く見つめている人だなと思った。
昨日書いた記事が抽象的で不完全感があったので、「子持ち様」問題についてもうすこし調べてみた。特に職場で子供のために急に休む人のしわ寄せが子持ちでない人にいくことが問題視されているようだった。
ネット上で子持ち世帯が批判される現象について、それが恋愛や結婚への消極的な風潮や社会的な価値観の変化、女性性の解放や新しい生き方の模索とどう関連しているかを探った。