- 2023年1月1日
自分の世界を感じ、「繋がり」を持ち続ける。
年老いた両家の親と電話で話すと、自分の30年後を想像せずにはいられない。夫がいなくなって、娘が自立して、体が衰えた私が一人になった時。私に何が残っていて、何が見えているだろう。
年老いた両家の親と電話で話すと、自分の30年後を想像せずにはいられない。夫がいなくなって、娘が自立して、体が衰えた私が一人になった時。私に何が残っていて、何が見えているだろう。
悲しみは、私たちを冥界へ引きずり込む重りのようなものだ。引っ張られてバラバラにならないように、見ないようにして、大人らしく振る舞って、後で「大切にできなかった自分」を後悔する。
過去のいろんな遺物と再会する度、あの時は、稚拙なりに一生懸命やっていたなあ、いろんなものに振り回されて不満だらけだったけど、ちゃんと周りから愛されていたんだなあ、と改めて気づかされる。
最近は、あからさまに嘘に見えるファンタジーには興味がない。もっとリアリスティックな感動が欲しい。例えば、なんの魅力も感じなかったものの美しさを発見するとか、絶対分かり合えないと思っていた人に共感するとか。
他人にツッコミを入れるということは、人間関係にポジティブな証拠だ。もしあなたにツッコミを入れてくる人がいたら、その人の人生を変えるために挑まれていると言っていいだろう。